井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学) 報告 オーサー

国が「オーナーの満足度低下が確認できた」と認めたのはよかったです。この調査は2月が締め切りでしたが、大手コンビニ本部から末端の店舗まできちんと行き渡っていないことが2月中旬の報道で明らかになり、3月24日まで延長された経緯があります。一部のコンビニ本部は全国オーナーの意見を積極的に吸い上げ改善しようとしていないことが見て取れます。結果が誤魔化されることを懸念していたので、ネガティブな現状を表す結果を国が認めたのだけはよかったです。便利さが行き過ぎ、オーナーや店員の健康的でない生活や我慢を強いることになっているのは問題です。利便性のために働く人の命や心身の健康が害されるのは本末転倒。持続可能性は特に先進国が率先して取り組まねばならないこと。トイレットペーパーや廃棄食品のコストまでオーナー自己負担の現状はおかしいです。見切り販売より廃棄の方が本部の取り分が多くなるコンビニ会計も見直すべきです。

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井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン(株)青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。311食料支援で食料廃棄に憤りを覚え、誕生日を冠した(株)office3.11設立。日本初のフードバンクの広報を委託され、PRアワードグランプリソーシャルコミュニケーション部門最優秀賞へと導いた。『食品ロスをなくしたら1か月5,000円の得』『賞味期限のウソ』。食品ロス問題を全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして2018年、第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門受賞。Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞

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