井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学) 報告 オーサー

期限表示の改ざんは不正なので処分は当然妥当です。ただ、消費期限が実際より短めに設定されていること、その手前に「販売期限」が設定され、そこで棚から撤去し廃棄する現状を改善できないかと考えます。西日本豪雨の際、高速道路が遮断され、消費期限どころか販売期限の直前にトラックがコンビニに到着し、販売する間も無く捨てられたとオーナーに伺いました。コンビニもスーパーも百貨店も、賞味期限や消費期限のずっと手前に「販売期限」があります。過ぎると棚から撤去し、返品または廃棄します。その手前に「納品期限」があります。この日までにメーカーが納品しないと納品を受け付けません。いわゆる「3分の1ルール」です。先進諸国と比べても厳し過ぎるため、年間1200億円以上の無駄が発生しています(流通経済研究所調査)。食料自給率の低い日本。食べられる物は最後まで食べて欲しいのは、普段はもちろん食品が不足する災害時はなおさらです。

同じ記事に対する他のオーサーコメント

  • 佐藤昌司

    |店舗経営コンサルタント

    【主要な経緯を抜粋】(ローソン発表)
    1月17日に顧客が埼玉県草加保健所に当該事実の通報
    1月18日...続きを読む

井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン(株)青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。311食料支援で食料廃棄に憤りを覚え、誕生日を冠した(株)office3.11設立。日本初のフードバンクの広報を委託され、PRアワードグランプリソーシャルコミュニケーション部門最優秀賞へと導いた。『食品ロスをなくしたら1か月5,000円の得』『賞味期限のウソ』。食品ロス問題を全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして2018年、第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門受賞。Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞

井出留美の最近の記事

井出留美の最近のコメント

  • 日本、米産トウモロコシ輸入へ=米中対立の余波-首脳会談

    時事通信 8月26日(月) 0時36分

    井出留美

    |

    米国には余剰農産物を国が買い上げ必要とする組織へ配分できる、余剰農産物に関する法律があります(195...続きを読む

  • セブン「日曜休業なら契約解除」 東大阪の時短店に書面回答

    共同通信 8月23日(金) 19時59分

    井出留美

    |

    先月取材したスウェーデンやデンマークにはセブンイレブンの店舗があり、デンマークでは余ったサンドウィッ...続きを読む

Yahoo!ニュース オーサーコメント