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古谷経衡

文筆家/著述家

古谷経衡

1982年北海道札幌市生まれ。文筆家。日本ペンクラブ正会員。立命館大学文学部史学科卒。テレビ・ラジオ出演など多数。主な著書に『愛国奴』(駒草出版)、『女政治家の通信簿』(小学館)、『日本を蝕む極論の正体』(新潮社)、『意識高い系の研究』(文藝春秋)、『草食系のための対米自立論』(小学館)、『ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか』(コアマガジン)、『左翼も右翼もウソばかり』(新潮社)、『戦後イデオロギーは日本人を幸せにしたか 戦後70年幻想論』(イースト・プレス)、『ネット右翼の終わり』(晶文社)、『欲望のすすめ』(ベスト新書)、『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)等多数。

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    • 古谷経衡

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      「2島決着」妥当な判断だと思う。そもそも日本は、サンフランシスコ講和条約で「全千島」を放棄している。その千島の中には「国後・択捉」が含まれていることを一旦政府は認め、日ソ交渉の中で「2島決着」に傾いた歴史がある。
       しかし、所謂「ダレスの恫喝=2島決着をすれば沖縄は返さない」を受け、「4島一括返還」に方針転換した。以後、70年近く、領土交渉は進展していない。サ条約で放棄した「千島列島」の中に含まれる国後・択捉は再度放棄を確認し、北海道の付属諸島であり千島列島では無い「歯舞・色丹」の返還のみでの決着での決断が急がれる。

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      プーチンは2島引き渡し後の主権が交渉の範囲になり得ると言ったが、2島を引き渡すことを明記した56年の日ソ共同宣言は無効だ、とはいっていない。
       つまり「2島引き渡し」は既定路線としてロシア側も踏襲しているのだ。「2島ですら危うい」とちらつかせることで「2島返還最終決着」を急がせる挑発だろう。日本側は4島一括と70年近く拘り続けた頑なな姿勢を変え、「2島+α」「2島返還」ではなく「2島のみ」の政治決断が求められる。
       一方ロシアは、日本を含む周辺国と早期に国境線を確定して、極東シベリアの開発に日本を巻き込みたいという腹づもりがある。「2島で決着、その他は無し」を受け入れるか否かは日本の決断次第ではないだろうか。

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      BTSのTシャツ問題を含めて、広島・長崎が「爆発」や「解放」のモチーフとして安易に使われるのは、日本が嫌いとか、原爆被爆者を嘲笑している、というよりも、単に世界中の人が原爆被害について全く無知だからである。殆どの人々は原子爆弾を「通常より大きな爆弾」という程度の認識しかない。
       なぜこのような認識になるのか。日本では『はだしのゲン』を筆頭に、視覚情報として原爆の凄まじい残酷性が描かれる。これらが学校図書館に常備され、幼少時代より繰り返し、まず原爆=余りにも残酷というイメージがすり込まれるが、海外では必ずしもそうでは無い。
       広島原爆投下(8月6日)市内を撮影した6枚の写真(軍属カメラマン・松重美人氏撮影)が引用されるが、これとて爆心から約2キロの地点であり、モノクロである。凄惨な爆心直下の映像データは、生き残った市民が描いた「絵」しか無いのだ。だからこそ被爆体験を語り継ぐ事が重要だ。

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      一度でも本を出した事がある人ならすぐに分かる嘘を、片山大臣は平然とついている。本の宣伝の為に街頭看板を創る出版社は存在しない。本の売れ行きの成否は、棚に並んでから最初の概ね2~3週間で決定される(初速売り上げ)。その間の書店正面での売り上げ(実売消化率)が、重版をするかしないかの目安になっているからだ。だから、出版社は普通、新聞・雑誌・電車の中吊りに集中的に広告を出す。初速売り上げに貢献しない街頭看板を創っても無意味であり、そもそもこんなことは出版の常識ではあり得ない。明らかに設置の目的が著作の広告などでは無い。片山大臣の説明は全く整合性が無い。

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      この日刊スポーツの記事は、東久邇宮文化褒章について「同賞は高松宮賞、秩父宮賞と並ぶ3大宮賞の1つ」と書いているが、明確な誤りでは無いのか。「3大宮賞」とされているのは、「東久邇宮国際文化褒賞」(国際と名の付いている方)で、財団法人が主催。一方、今回長谷川氏が受賞した「東久邇宮文化褒章」はNPO法人が主催しているもので別物である。「東久邇宮国際文化褒賞」のウェブサイトには、”※本サイトは「東久邇宮国際文化褒賞」をご紹介するものであり、関連他賞の「東久邇宮記念賞」及び「東久邇宮文化褒賞」については運営主体が異なるためご案内しておりません。”と注意書きがある。該記事の記者は原則誰でも設立できるNPO主催と財団法人主催のものを勘違いして記述している可能性が高い。つまり記事の内容の一部は明らかにフェイクニュースである。

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      京都アニメーション(京アニ)製作による『涼宮ハルヒの憂鬱』(06)が大ヒットを収め、その作品舞台が兵庫県西宮市であることから、同地に聖地巡礼ブームが起こった。その後、同社の『らき☆すた』(07)の大ヒットとその舞台・埼玉県鷲宮が著名になったことにより、一躍地方都市を舞台にした学園モノ、青春群像劇が勃興した。極めつけは埼玉県秩父市を舞台とした『あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない』(A-1、11年)の爆発的大ヒット。または茨城県大洗が舞台の『ガールズ&パンツァー』(アクタス、12年)等で、地方自治体もこのブームに便乗した。それまで東京か、舞台を漠然と限定しない設定だったのが、強烈に地方都市を再現することが青春アニメの定番になった。実写でも『SR サイタマノラッパー』(入江悠監督、埼玉深谷)など、この系譜は波及する。いずれにせよ京都に本社を置く京アニが青春アニメ=地方都市の図式を創った。

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      ・よくある「保守内言語」の一種である。先般、曽野綾子氏のアパルトヘイトに関連した産経新聞のコラムが大きな批判を受けたが、外部と隔絶され閉鎖的な色彩が強い「保守界隈(論壇)」の中では気の効いた冗談(実際には半ば本気)として聴衆から喝采を浴び、通用する言説も、途端に「外部」では問題視される典型例だ。このような傾向は、百田氏、曽野氏以外にも「保守論客」と看做されている人々の中に少なくない。
      ・ちなみに、琉球新報(16.3万部)、沖縄タイムス(16.1万部)、この2紙で全沖世帯普及率50%超=共に読売新聞媒体資料2015年自社公称。両者とも沖縄で歴史を有し、簡単に潰せる(潰れる)ような紙媒体ではない。

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      ・日本会議は、神道系と仏教系などの宗教団体を核として、この両輪によって支えられている。これ以外に中小の新興宗教団体が加わる形となっている。日本の神道や仏教は、伝統的に大陸からの儒教の影響を色濃く受けている。よって家父長制や長幼の序を重んじる傾向が強く、これがそのまま日本の保守派や保守論壇の発想に反映されている。
      ・儒教でもっとも重要なのは「墓守」の思想であり、先祖供養だ。よって日本会議は先の大戦で戦没した英霊顕彰を最重視し、首相や議員らに靖国神社公式参拝を強く求めてきた。
      ・日本会議は、中小の「宗教右派」と呼ばれる宗教団体が、「宗教左派」の政治勢力に対抗して結成した意味合いが強い。それゆえ、日本会議に関与する宗教団体の組織力・集票力は、個別ではさほどの数ではないが、日本会議の下に連立している状況のため、全体で見れば大きくなっている。

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      ・「生活の党と山本太郎となかまたち」の衰退が著しい。同党は2015年の統一地方選挙で7名の公認候補を立てたが、全て落選した。
      ・内訳=愛知県議会(落選)、千代田区議会(落選)、世田谷区議会(落選)、中野区議会(落選)、杉並区議会(落選)、豊島区議会(落選)、愛知県常滑市議会(最下位落選)*他党と相乗りの推薦候補は当選のケースあり
      ・国政でみても、「生活~」の政党支持率は、NHKの世論調査によれば「0.2%」と次世代の党の「0.0%」と大差ない。社民党の「0.8%」の2割しか無く、山本太郎氏の効果がどこまで出ているのか、疑問である(2015年5月最新調査)。
      ・最後に、このニュースで出てくる「北斗の拳」風ポスターは、正確に言えばゼロ年代前半に流行った「2ちゃんコラ(コラージュ)」風ポスターと呼ぶのが正確だろうと思う。

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      ・すでに福井地裁が、高浜原発の再稼働を認めない仮処分の命令を下しているというのに、法手続きをすっ飛ばして実力を行使し、「脱原発を訴えたい」などとは身勝手な理屈。民主社会ならば、「実力」ではなく民主的手続きで意見を表明しなければなら無い。
      ・この出頭者は恐らく現政権に対して辛辣な価値観を有していると思われるが、逆に今回の事件が安倍政権のテロ対策予算や危機管理体制を強化させる、という皮肉な結果になっている。
      ・「面倒な手続きをすっ飛ばして」実力を行使したがる人が、左右両極端に増えている気がする。

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