藤田孝典

NPOほっとプラス代表理事 聖学院大学人間福祉学部客員准教授 報告 オーサー

これまで多くの企業は人手不足を理由にして、人集めに四苦八苦しながら、様々な手法を駆使してきました。
それでも突破口はなく、人手不足による閉店や閉鎖、倒産も発生してきました。
この閉塞感に対して、ZOZOはひとつ大きなモデル転換を示唆したといえます。
要するに、小手先の企業PRやイメージアップ戦略、やりがいを伝えることではなく、賃上げが最も有効なイノベーションだということです。
日本はまだまだ賃金が上がれば働ける人たち、働きたい人たちはたくさんいます。
賃金が上がれば、短時間勤務でも暮らしていけたり、生活が充実します。
また、アルバイトは「家計補助型」といわれ、おこづかい稼ぎや生活費の足し、というイメージでしたが、現在はその賃金で家計を回さなければならない「家計自立型」の非正規も増えています。
企業は積極的にZOZOを見習って、まずはこれくらいの水準で賃上げに動き始めてほしいと思います。

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藤田孝典

NPOほっとプラス代表理事 聖学院大学人間福祉学部客員准教授

1982年生。社会福祉士。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。生活保護や生活困窮者支援の在り方に関する活動と提言を行う。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授。北海道医療大学看護福祉学部臨床教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。元・厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(生活困窮者自立支援法)。著書に『貧困クライシス』(毎日新聞出版 2017)『貧困世代』(講談社 2016)『下流老人』(朝日新聞出版 2015)『ひとりも殺させない』(堀之内出版 2013)共著に『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』(岩波書店 2015)など多数。

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