藤田孝典

NPOほっとプラス代表理事 聖学院大学人間福祉学部客員准教授 報告 オーサー

保育園、保育士は、必要性があるのか疑問がある記者会見まで含め、不慮の事故に対して、真摯で懸命に対応されていたと思います。
大多数の現場の保育士を含む福祉専門職は、毎日を懸命に子どもや対象者に向き合っています。
保育士や福祉専門職への感謝は重要ですが、それと同時に彼ら・彼女らの賃金や働く処遇に目を向けていただけたら幸いです。
他業種よりも賃金水準は極めて低く、離職率が高く、人手不足も顕著です。処遇改善に向けた政府の取り組みも進んでいますが、未だに十分なレベルではありません。
核家族化、少子化、夫婦共働き、長時間労働・低賃金、超高齢社会が進むなかで、福祉専門職がいなければ、もはや全ての家庭で何らかの不都合が生じる時代といっても過言ではありません。
言葉として、態度として「感謝」は大きな励みになりますが、ぜひ職責への対価として、現実的な処遇や賃金の引き上げにもご協力いただけたらと思います。

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藤田孝典

NPOほっとプラス代表理事 聖学院大学人間福祉学部客員准教授

1982年生。社会福祉士。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。生活保護や生活困窮者支援の在り方に関する活動と提言を行う。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授。北海道医療大学看護福祉学部臨床教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。元・厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(生活困窮者自立支援法)。著書に『貧困クライシス』(毎日新聞出版 2017)『貧困世代』(講談社 2016)『下流老人』(朝日新聞出版 2015)『ひとりも殺させない』(堀之内出版 2013)共著に『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』(岩波書店 2015)など多数。

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