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政治ジャーナリスト 報告

小池知事と猪瀬元知事の大量得票の共通点は、「自分が優位な立場にあること」と「大きく有力な敵がいないこと」です。2012年の都知事選では、猪瀬元知事は現職の副知事で、しかも前任者である石原元知事から禅譲された上での出馬。対戦相手は宇都宮氏や神奈川県知事だった松沢成文氏らで、猪瀬氏に勝てる相手ではありませんでした。

小池知事も同じで、現職が最も強いと言われる2期目の選挙。さらに宇都宮氏と山本氏は野党の票を喰い合った上、保守票の一部が流れた先は小池知事より知名度がはるかに低い小野氏でした。

また猪瀬元知事は東日本大震災、小池知事はコロナ禍と、ともに“大災害”を抱えているところも共通しています。こういう時に有権者は「最も強く、安定感がある首長」を選ぶからです。このように猪瀬元知事も小池知事も、必然的に大量得票になったわけですが、だからといって政権が長く続くという保障はありません。

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政治ジャーナリスト

兵庫県出身。姫路西高校、慶應義塾大学経済学部卒。国会議員政策担当秘書資格試験に合格後、政策担当秘書として勤務。テレビやラジオに出演の他、「野党共闘(泣)。」「“小池”にはまって、さあ大変!ー希望の党の凋落と突然の代表辞任」(ワニブックスPLUS新書)を執筆。「記者会見」の現場で見た永田町の懲りない人々」(青林堂)に続き、「『新聞記者』という欺瞞ー『国民の代表』発言の意味をあらためて問う」(ワニブックス)が咢堂ブックオブイヤー大賞(メディア部門)を連続受賞。2021年に「新聞・テレビではわからない永田町のリアル」(青林堂)と「眞子内親王の危険な選択」(ビジネス社)を刊行。姫路ふるさと大使。

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