相澤冬樹

大阪日日新聞編集局長・記者(元NHK記者) 報告 オーサー

法廷の籠池劇場は一審の幕を閉じた。取材記者として事件と法廷を見つめてきた私の印象は「軍配は弁護側。検察の主張には無理がある」これは「夫妻が間違ったことをしていない」という意味ではない。財務省の背任より籠池夫妻の捜査を優先し、最終的に籠池夫妻だけを恣意的に狙って財務省はおとがめなし。その過程で事実上の司法取引によりすべてを籠池夫妻におしつけたと弁護側は主張した。夫妻が安倍昭恵さんと親しかったがゆえの、安倍首相への忖度捜査だと。こうした弁護側の主張に一定の説得力があり、検察の一連の捜査は刑事手続きとして不当だと感じられた。もちろん実際の軍配は裁判所が下す。判決は来年2月19日。裁判所の判断が見ものである。

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相澤冬樹

大阪日日新聞編集局長・記者(元NHK記者)

1962年宮崎県生まれ。1987年NHK記者に。山口、神戸、東京、徳島、大阪で勤務。神戸で阪神・淡路大震災を取材。大阪でJR福知山線脱線事故を取材。大阪司法記者クラブ担当の2017年に森友事件に遭遇して取材を進めるが、2018年記者を外されてNHKを退職。この時の経緯を「安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」(文藝春秋刊)という本にまとめた。現在、大阪日日新聞に務めながらYahoo!ニュースをはじめ日刊ゲンダイや週刊文春など様々な媒体で記事を書いている。

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