750人安楽死 死神と呼ばれた医師
「死神」と批判されても―― 750人以上の安楽死を手助けしたスイスの医師 強い信念と重たい負担
TBS NEWS DIG Powered by JNN「日本で安楽死できたらいいのに」 スイスの安楽死団体「ライフサークル」代表で医師のエリカ・プライシックさん(66)は、まもなく安楽死を遂げようとしている日本人女性(64)の顔をじっと見つめて言った。 致死薬入りの点滴をつけたその女性は「その通りね」と笑みを浮かべたあと、自ら点滴のバルブを開けた。 女性の肩や頬を優しく撫でて、旅立ちを見送ったプライシックさん。750人以上の安楽死を手助けし、「死神」と非難されることもある彼女だが、実はかつて「自殺を手助けしてはならない」という強い思いを持っていた。
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