小惑星リュウグウとは？

地球と火星の公転軌道の近くを回る大きさ約900メートルの小惑星。直径約100キロの母天体が別の天体に衝突されて壊れ、かけらが再集合してできたと考えられている。

研究員のコメントは？

「太陽系初期の段階で有機物の保存に水がどう作用したのかを解明する上で重要な発見。有機物が、小惑星からどういった過程を経て地球にもたらされたのかを明らかにする際の知見にもなる」。

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小惑星リュウグウの水に「にがり」の働き　はやぶさ2の試料から判明

9/5(木) 19:25

小惑星リュウグウの水に「にがり」の働き　はやぶさ2の試料から判明

　小惑星リュウグウの母天体に存在した水に多量のナトリウムやマグネシウムが含まれていたことが、探査機はやぶさ2が持ち帰った試料からわかったと、海洋研究開発機構などの研究チームが5日発表した。これらが「にがり」のように働き、有機物や鉱物を安定化させる役割を果たしたと考えられるという。