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新型コロナワクチン情報まとめ

基本情報

国内の接種状況

職域接種分含む接種人数と接種率

日別の接種実績や都道府県別の接種率などをまとめています。

関連ニュース

自治体の接種情報

各自治体の接種に関する情報や予約方法、会場情報などをまとめています。 お住まいの自治体を選択してご覧ください。

3回目、4回目追加接種について

出典:厚生労働省の資料を基に作成

ワクチン3回目の追加接種が全国で行われています。12歳以上、2回接種済みで希望する方は3回目の追加接種が受けられます。 2回目からの接種間隔を現状の6か月間隔から今後5か月に短縮する方針と、4回目の追加接種について対象者や接種開始時期が、厚生労働省より発表されました。

■4回目の追加接種について

対象者

・60歳以上の方 ・18歳以上で基礎疾患のある方、または重症化リスクが高いと医師に判断された方

接種間隔

3回目から5か月以上経過後

開始時期

早ければ5月下旬開始予定

使用するワクチン

ファイザー社製、モデルナ社製

追加接種の必要性について 専門家の見解

60歳以上の方を対象にしたイスラエルの研究より、4回目接種後4週間以内では、3回目接種のみの方と比べてオミクロン(B.1.1.529)に対する感染のリスクが半分程度に低下し、以降はワクチンの効果が徐々に低減すること、重症化のリスクは接種後半分以下に低下して最低6週間持続することがわかりました (Bar-Onら、NEJM、2022)。このように追加接種のメリットは徐々に明らかになってきており、追加接種に特有の安全性の問題や免疫への悪影響は現時点で見つかっていません。免疫逃避の性質を持つオミクロンに対してはまず3回目の接種を済ませること、特にリスクの高い方においては一定期間をおいて4回目接種を検討することが必要と考えられます。

2回の接種では十分に長い期間、免疫を維持できないことが分かってきました。またオミクロンなど変異ウイルスの出現により、2回では十分にワクチンが効いていないという状況も現れました。解決法として、追加接種を行うと、期間も変異ウイルスへの効果も上昇することが判明したため、世界的に実施されることになりました。4回目接種の必要性や妥当性は今後の情報、状況を注視して検討することが重要と思われますが、3回目までの接種は十分に根拠があり利益が大きいと言えるでしょう。 繰り返しの接種に不安を覚える方もいるとは思いますが、免疫の反応に大きな問題は起こりませんし、免疫に異常がでることは報告されていません。

3回目接種の効果や副反応はどのくらい?

ワクチン2回接種後、時間の経過とともに感染予防効果は徐々に低下します。変異ウイルスオミクロンに対しては、2回接種では十分な発症予防効果は維持できないものの、3回目の接種をすることで回復することが報告されています。 副反応に関して、ファイザー社は2回目と比べ同程度もしくは低い頻度、モデルナ社も許容できる範囲で半数以上は軽度か中等度であったと伝えています。

交互接種とは?

3回目の接種では、1・2回目に接種したワクチンの種類にかかわらず、ファイザー社製かモデルナ社製のワクチンを選べる「交互接種」ができます。 同じmRNAワクチンであればどの組み合わせでも効果や安全性に大差はないことが、先行して接種を進めていた諸外国から報告されています。 ワクチン効果は時間とともに低下してくるため、3回目接種のタイミングがきたら早く接種できるワクチンから接種することを政府は推奨しています。

3回目接種、ファイザーとモデルナどちらがいい? 専門家の見解

どちらを選択しても問題なく、大丈夫である、と考えています。 副反応に関しては、2回目と同等程度であることがわかっています(モデルナ社製は3回目接種では半分量になっておりやや軽減する可能性はあり)。交互接種であらたな副反応が生じることも現状認められていません。効果は、モデルナ社製の方がファイザー社製を接種するよりやや高い効果が得られることが分かっていますが、非常に大きい差とまでは言えないでしょう。10~30代の男性ではごく稀ながら心筋炎が副反応としてあり、モデルナ社製の方がややその頻度が高いことも分かっているため、該当する年代の男性はファイザー社製を選んでもよいかもしれません。

1・2回目と比べて3回目接種の副反応は?

米国副反応報告システムに寄せられた接種回ごとの副反応報告によると、ファイザー社、モデルナ社ともに2回目の副反応が一番割合が高く、3回目の接種後の副反応は2回目より低い割合が報告されています。 - 接種部の反応(痛み、赤み、腫れ、など) - 全身の反応(疲労、頭痛、筋肉痛、など) ファイザー:2021年9月22日~11月14日集計268,805人の回答 モデルナ:2021年10月20日~11月14日集計223,062人の回答

ノババックス社製ワクチンの効果や副反応は?

5月下旬からノババックス社製ワクチンの接種が可能になる予定です。これまでのワクチンにアレルギー反応が出た方などへの使用が想定されています。 対象は18歳以上の方で、1回目接種の3週間後に2回目、その6か月後に3回目を接種します。他社製ワクチンとの交互接種が可能とされており、各都道府県にノババックスの接種会場が設置される予定です。

ワクチンの効果とは

ワクチンは「シートベルト」「エアバッグ」のようなもの

ワクチンの効果を車の事故に例えて解説した医師の投稿が話題です。 どんなに気を付けていても事故(感染)は起こる可能性があるとして、1・2回目のワクチン接種は「シートベルト」のようなもの、3回目のワクチン接種はさらに防御する「エアバッグ」のようなものであるため、万一感染しても身体を守って大けがを防いでくれると説明しています。 また変異ウイルスの病原性を車のスピードに例え、オミクロンのようにスピード(病原性)が下がり事故リスクが減っても、事故(感染)に合わないのが一番であると伝えています。

ワクチン接種別新規陽性者数(人口10万人あたり)

厚生労働省の資料では、ワクチン接種の有無で分けた新規陽性者数を、各年代別で発表しています(人口10万人あたり換算)。 新規陽性者数はワクチン接種の有無だけでなく行動様式や感染対策の影響もありますが、未接種者と接種者の感染者数は全年代で大きな差が現れています。ワクチン接種の重要性が改めてわかる報告です。

いま気になるワクチンの話題

オミクロン亜系統BA.2はどんな特徴?

オミクロン変異ウイルスについて 専門家の見解

オミクロンBA.1・BA.2 ともに特に問題視されているのは以下の2点です。 ① 伝播性(人から人への移りやすさ)が上昇している。 ② ワクチンの効果が低下している。 移りやすくなり、かつ、ワクチンの効果がオミクロンに対して低下していることが明らかです。ただし、BA.1・BA.2いずれに対してもワクチンの3回接種により予防効果はある程度得られることもわかってきました。病毒性は明らかに低下していますが、感染者数が多いため、重症・死亡者も増えています。重要なことは、一般の対策は今までと変わらないということです。

オミクロンは、感染した時に入院になるリスクがデルタよりもやや低い(病毒性が低い)ことが報告されていますが、それでも重症感染や死亡に至ることがあります。伝播性(人から人への移りやすさ)がデルタよりも上昇しており、感染者数が多くなれば重症化する人の数も増えることが予想されていましたが、実際にそうなってしまいました。ワクチン2回接種後のオミクロンに対する発症予防効果はデルタに比べて低いものの、重症感染予防効果はある程度高く保たれています。また追加の接種で発症予防効果も上昇することが分かっており、症状が出る感染を予防するためにも追加のワクチン接種は有効です。

オミクロン変異ウイルスへのワクチン効果は?

英国保健省からオミクロンに対するワクチンの発症予防効果が発表されました。 ファイザー社製を2回接種した場合の有効性は、接種直後の60%程度から、20週間後で10%まで低下していくことが分かりました。 その後、3回目にファイザー社製を接種すると有効性は70%程度まで改善し、10週間以降も40%から50%を維持します。3回目にモデルナ社製を接種すると、有効性は75%へ改善し、9週目までは70%程度を維持します。 重症感染予防効果(入院・死亡など)はファイザー社製、モデルナ社製ともに2回目接種以降、時間がたってもある程度維持されていることが発表されています。  <オミクロンへの重症感染予防効果> 2回目接種24週後:72% 2回目接種25週以降:52% 3回目接種後:88%

オミクロン変異ウイルスへのワクチン効果について 専門家の見解

感染やワクチン接種によって体内で産生される中和抗体に対して、オミクロンはこれまでのコロナウイルスと比較して最も免疫逃避能が高い(免疫から逃避して感染させる可能性が高い)こと、それに伴って感染や発症に対するワクチンの有効性が低下することが分かりました。 一方で、ワクチンの追加接種(ブースター接種、3回目接種)によってオミクロンに対する中和抗体が十分に誘導され、ワクチンの有効性も一定程度回復することが明らかになってきています。現時点では、オミクロン用の改良ワクチンでなくても、従来型のワクチンで対応できるという可能性は十分にあります。

子どもの接種について

子ども(5歳から11歳)のワクチン接種について

5歳から11歳の子どもへのワクチン接種が日本でも承認され、本年3月から開始されました。特に基礎疾患のある子どもは新型コロナに感染すると重症化する場合があり、接種による重症化予防効果が期待されます。 健康な子どもは感染しても重症化しづらいと言われていますが、オミクロン変異ウイルスの流行により子どもの感染が増えており、酸素投与などを必要とする中等症例も報告されています。 一方で接種後の副反応が心配されますが、接種が進んでいる諸外国のデータでは、重篤な副反応は多くなかったと報告されています。 厚生労働省審議委員会で発表された日本小児科学会の資料によると、接種によるメリットとデメリットを本人と養育者に十分理解してもらい、接種前・中・後にきめ細やかな対応が必要であることが伝えられています。

接種開始時期

2022年3月から開始

ワクチンの種類

ファイザー社製

用量

成人用の3分の1量を筋肉注射

回数

2回(3週間間隔)

有効性

発症予防効果:90.7%・オミクロンへの予防効果51%(2回接種後14~67日) 重症感染予防効果:オミクロンへの予防効果74%(2回接種後14~67日)

子どもの接種によくある副反応は?

米CDCによると、2021年11~12月の間に米国で5歳~11歳の子どもに新型コロナのワクチンが約870万回接種され、うち42,504名が自発的な健康状況調査に報告しました。そのうち接種1回目後は54.8%がなんらかの局所反応、34.7%が全身の症状を訴え、その割合は1回目より2回目の方が多く報告されています。多かった症状は、接種部の痛み、だるさ、頭痛などでした。発熱は1回目後が7.9%、2回目後は13.4%でした。 接種部の腕の痛みにより一時的に着替えが難しいなど日常生活への支障があったり、接種後の発熱で翌日に登校できなかったりしたという回答もありましたが、その後いずれも全員が回復しています。

子どもへの接種に悩んだら?

よくある接種の疑問に、おふたりの小児科専門医から回答をいただきました。また、子どもから質問されたらどう答えたら良いか、保護者向けの想定問答もご用意しました。子どもへの接種に悩んだら、参考にしてみてください。

もっと知りたいコロナワクチン特集

ワクチンの有効性と副反応

ワクチンの種類は?

現在日本で承認されている新型コロナのワクチンは、「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」であるファイザー社製とモデルナ社製、「ウイルスベクターワクチン」のアストラゼネカ社製、「組換えタンパクワクチン」のノババックス社製の4つです。

ファイザーmRNAワクチン 有効性95% モデルナmRNAワクチン 有効性94.5% アストラゼネカ ウイルスベクターワクチン 有効性79% ジョンソン・エンド・ジョンソン ウイルスベクターワクチン 有効性72%

コロナワクチンの副反応は強い? 専門家の見解

mRNAワクチンは、従来の組換えタンパク質のワクチンと比べて、副反応が強いのは事実です。これは一言で表すと「ワクチンがめちゃくちゃ効くから」です。免疫を非常に強く誘導するからです。効果と副反応の強さはある意味、表裏一体です。 ノババックス製などのタンパク質ワクチンは、 副反応が比較的マイルドと言われており効果も高いですが、世に出るまで非常に時間がかかっています。刻々と状況が変化するパンデミックにおいては、開発スピードは非常に重要です。副反応が減ってほしいというのは切実な願いだと思いますが、現時点でこんなにいいものができているのである程度許容するしかない気がします。

副反応の強さのメカニズム論とは直接関係ないのですが、疫学的にメリットとデメリットを考えると、新型コロナウイルスに感染した場合の負担はとても大きいので、たとえ副反応が強く出るとしても、最も効果の高いものを使うべきだと考えます。例えばインフルエンザと同じくらいの症状なのであれば、多少効果が低くても副反応の弱いワクチンを受け入れることでいいのかもしれません。しかしコロナ感染のリスクとワクチン接種によるリスクを比べると、mRNAは現状1番良いワクチンだと思います。

mRNAワクチンが今までのワクチンに比べて格段に副反応が強いものかというと実はそうでもありません。例えば、帯状疱疹という病気に用いられるワクチンでは2割くらい方に発熱が起きたり、高頻度(約8割)で接種部位の痛み、筋肉痛も4割以上起きるものがあります。そのように、もしかしたらmRNAワクチンよりも副反応が強いワクチンというものは存在して使われているので、今回のmRNAワクチンが今までにないぐらいの別レベルの副反応が出ているわけではないということは、医者目線としてお伝えしたいところです。

mRNAワクチンとは?

ウイルスの遺伝子配列を解析して作った「mRNA(メッセンジャーアールエヌエー)」を投与すると、体内に抗原タンパク質が生成されます。それに対して免疫細胞が反応することで、できた抗体が新型コロナウイルスの攻撃から守ってくれます。 従来のワクチン開発では、本物のウイルスを培養するなどしていたため、開発・製造にとても時間がかかりましたが、この仕組みでは、ウイルスの遺伝子情報から“遺伝子の設計図”のようなものを作ることで安全にすばやくワクチンが製造できるようになりました。 過去に承認されたことのなかった新しい技術を使っているため不安の声もありましたが、全世界で接種が進み日本と米国だけでも合わせて3億9千万回が接種されています(2021年7月数値)。mRNAワクチンの安全性や効果の高さも実証されてきました。

新型コロナのワクチンの有効性は高い?

世界各国での臨床試験の結果、ファイザー社製は95%、モデルナ社製は94.1%の発症予防効果としての有効性が確認されています。これは一般的なインフルエンザワクチンの有効性30~60%を大きく上回ります。さらに実際に使用されてからの検証も加わって、感染予防・発症予防・重症感染予防のすべてにおいて効果があることが分かっています。

接種後どのくらいで効果が出る?

ファイザー社製、モデルナ社製ワクチンは1回の接種で十分な効果を得られません。免疫がつき最も高い効果を得るには、2回目の接種から一定期間の経過が必要です。またワクチンの発症予防効果は100%ではないため、効果を得てからも引き続きの感染予防が必要です。

効果の持続性は?

新型コロナウイルスに対するワクチンの有効性について、ファイザー社製では、2回目の接種から4か月後~6か月後の期間で83.7%に低下することが論文で発表されました。モデルナ社製については、同期間でも92.4%に維持されることが、同社の研究所からの報告として発表されています。 伝播性(感染のしやすさ)の高い変異ウイルス流行があることや、接種から一定期間経過後は有効性が減衰するため、3回目の接種を開始している国も出てきました。

ワクチンによる予防効果は時間が経つとなくなるの?

抗体の量は時間とともに減少し、半年でピーク時の4分の1程度までに低下する場合があるとの報告もあります。比較的簡単に検査ができることもあり、この抗体の減り具合に注目が集まりますがワクチンで得られる免疫はそれ以外の面もあり、どのくらい効果があるのかを説明します。

ワクチンの予防効果とは?

ワクチン接種で獲得されるおもな免疫のひとつ「液性免疫」では中和抗体が大量に作られます。この中和抗体は、体内に入ってくるウイルスへ結合し細胞への侵入を未然に防ぐことから、感染や発症予防に効果があります。 もう一方の「細胞性免疫」では、キラーT細胞がとても重要な働きをします。ウイルスに感染した細胞をみつけると攻撃して排除するため、たとえ感染しても病気が重症化せず、入院しなかったり軽症だったりで済むという効果があります。

時間が経過すると何が起きるの?

臨床試験や接種の開始が早かった国からの報告により、中和抗体はワクチン接種から時間が経つほど減っていくことが明らかになりました。また感染予防効果も徐々に落ちることが判明しています。しかし中和抗体の減る量と予防効果の落ちる量は相関はあるものの同じではない(抗体価が半分になっても予防効果は半分にはならない)ため、感染予防効果は減少するものの、残ります。 キラーT細胞などの働きは比較的安定して維持できているようです。デルタウイルスが感染拡大していた時も、ブレイクスルー感染者数は増えても、ワクチン接種者では重症・死亡者数は劇的に抑えられており、キラーT細胞の効果も働いていることを表しています。

ワクチンの安全性・副反応は?

一般的にワクチンの接種後、体の中に免疫ができる過程で「副反応」と呼ばれる事象が生じる可能性もあります(因果関係がある場合は「副反応」、因果関係に関わらず生じた健康にかかわる良くない影響すべてを「有害事象」と呼ぶ)。新型コロナワクチンでも、副反応が生じることが分かっており、米国ではワクチン接種者などが能動的に報告できるシステムで副反応の発生状況を調べ発表しています。

ファイザー社製、モデルナ社製の両方で高頻度に起こった副反応は「接種部位の痛み」です。次いで倦怠感や頭痛など全身への反応、発熱なども報告されています。またこの発表から、1回目より2回目の接種後の方が高頻度で反応がみられることが分かります。しかし、それらの反応のほとんどは数日で軽快へ向かいました。

接種後の発熱の割合は?

1回目接種後の発熱(37.5度以上)は3%であったのに対し、2回目の接種後は38.4%の高い割合で発熱が報告されています。 年齢および性別によって発熱の副反応頻度は異なり、若いほど、また女性の方が高く現れました。

解熱剤を飲むときの注意点は?

接種後に発熱や痛みの副反応が生じた場合、市販のものをふくむ解熱剤・鎮痛剤を飲むことができますが、以下のような点に注意が必要です。

飲むタイミング

副反応の症状がでる前に、予防的に飲むことは推奨されません。接種後に発熱や痛みが生じたら用法用量を守り飲むことができます。服用の間隔にも注意してください。

解熱剤・鎮痛剤の選び方

アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェン等いろいろなものがありますが、飲みなれたものがあればそれを服用できます。妊娠中の方は胎児への影響を避けるためアセトアミノフェンを選択してください。腎臓に病気がある方など持病のある方は医師に相談して薬剤を選択することが必要です。

熱以外の症状での服用について

頭痛や局所の痛みに対して飲むことも可能です。用法用量を守り、症状が出ている間のみ飲みましょう。

ワクチン接種後の心筋炎疑いについて

ワクチン接種後に、胸の痛みや息切れが出るなどの症状が現れる、心臓の筋肉の炎症である心筋炎の発生が、頻度は稀ですが報告されています。 比較的多く認められるのは10~20代の男性で、接種後4日程度までの間で起こっています。症状が出た方の多くは軽症で、受診して治療を受け回復されているとのことです。 モデルナ製ワクチン接種後に発生頻度がやや高いことから、1回目にモデルナ製を打った方でも、2回目はファイザー製を接種できることとなりました。 ただし接種後の心筋炎の発生頻度や症状よりも、実際に新型コロナウイルスに感染した場合の、心筋炎を含む症状の頻度や症状の方が高く重いことから、接種のメリットを考えたうえで判断してほしいと厚生労働省は伝えています。

アナフィラキシーについて

ワクチン接種後、まれに「アナフィラキシー」という急激で比較的重いアレルギー反応がおこることもあります。こちらも、日本では症状の出た人は投薬や経過観察で、全員回復したと報告されています。アナフィラキシーの多くは接種後15~30分以内に生じます。接種後は会場で最低15分は安静に待機し体の反応に注意してください。過去にアナフィラキシーを含む強いアレルギー反応のあった人は、受診前の予診票での記入を忘れず、医師の指示にしたがってください(状況により30分の経過観察となります)。なお、万が一ワクチン接種による健康被害が生じた場合は、国の救済制度による補償が受けられます。

モデルナ・アームについて

モデルナ社製ワクチンで最初に報告された副反応ですが、実際にはファイザー製ワクチンでも生じます。海外ではコビッド・アームなどとも呼ばれます。接種からおよそ1週間~2週間前後で、接種部とその周囲に皮膚の発赤や硬結(固くなること)、ときに湿疹などの反応がでるというものです。 通常数日程度で自然におさまることが多いですが、かゆみが我慢できない場合は冷やす、抗ヒスタミンやステロイド軟膏を塗るなどの対処が可能です。症状がひどい場合は皮膚科で相談をしてください。

接種後の予防と治療薬について

ワクチン接種後の感染対策

ワクチン接種後も、3密回避やマスク着用、人との距離を取るなどの感染対策が大切です。特に、まだ多くの人がワクチンを接種しておらず、また変異ウイルスの感染が拡大している段階では接種後も対策をゆるめないことがとても重要です。基本対策の壁を積み重ねるほど、ウイルスから身を守りブレイクスルー感染のリスクも減らすことができます。

治療薬はどんなものがある?

新型コロナウイルスの治療薬は、今まで中等症~重症の入院患者向けとして、症状を和らげる対症療法薬が主でした。デキサメタゾンやバリシチニブは、体に起こってしまった炎症反応を抑え、回復までの期間を短くする効果があります。一方、ウイルス自体の増殖を抑える抗ウイルス薬は点滴で投与するレムデシビルのみである状況が長く続きました。 2021年夏以降に、抗体カクテル療法など軽症者(重症化リスクの有る人)も対象に含む治療法が承認されました。これらの治療薬は入院や宿泊療養施設での点滴投与が必要です。 軽症者向けの抗ウイルス薬の飲み薬が国内でも承認され、今後自宅等で服用することが可能になると、医療のひっ迫軽減も期待されます。

飲み薬の開発状況

新型コロナウイルスの感染が判明したのちにすぐに投与することで、重症化を抑えることができるという軽症者向けの飲み薬が国内で承認されました。 モルヌピラビル(メルク社)は発症5日以内に服用を開始し5日間飲み続けることで、入院死亡リスクを30%低下させることが分かりました。 米国で承認されているパクスロビド(ファイザー社)も同じく発症3~5日以内に服用を開始し5日間続けることで、入院死亡リスクを89%低下できたと同社が発表しました。 これらの飲み薬は、これまでの点滴治療と異なり、自宅等で服用できるのが大きなメリットです。

デマや詐欺に注意

デマ・誤情報について

ワクチンに関するデマや誤情報がインターネットや書籍などで広がっています。接種しない人を否定する「ワクチン差別」も起きており、打つ人と打たない人の間に溝も生まれています。個々の価値観を尊重しながら、信頼できる複数の情報源の比較や、客観的なデータをもとにした冷静な判断が求められています。

新型コロナワクチンを騙る詐欺に注意

ワクチンに関する誤った情報や、詐欺などの悪意のある情報に注意しましょう。

ワクチン相談窓口

新型コロナワクチンに関する質問・お困りごとは、以下の窓口で相談を受け付けています。

厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター

電話番号:0120-761-770(フリーダイヤル) 受付時間:9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)

関連情報

関連リンク

制作

当ページのコンテンツは専門家の監修・協力のもと制作しています。 (画像制作:Yahoo! JAPAN)

Q&A

A.ファイザー社、モデルナ社ともに2回目より低い割合が報告されています

米国副反応報告システムに寄せられた接種回ごとの副反応報告によると、ファイザー社、モデルナ社ともに2回目の副反応が一番割合が高く、3回目の接種後の副反応は2回目より低い割合が報告されています。 - 接種部の反応(痛み、赤み、腫れ、など) - 全身の反応(疲労、頭痛、筋肉痛、など)

ファイザー:2021年9月22日~11月14日集計268,805人の回答 モデルナ:2021年10月20日~11月14日集計223,062人の回答 制作協力:峰宗太郎(病理専門医)

追加接種はなぜ必要? 専門家の見解

60歳以上の方を対象にしたイスラエルの研究より、4回目接種後4週間以内では、3回目接種のみの方と比べてオミクロン(B.1.1.529)に対する感染のリスクが半分程度に低下し、以降はワクチンの効果が徐々に低減すること、重症化のリスクは接種後半分以下に低下して最低6週間持続することがわかりました (Bar-Onら、NEJM、2022)。このように追加接種のメリットは徐々に明らかになってきており、追加接種に特有の安全性の問題や免疫への悪影響は現時点で見つかっていません。 免疫逃避の性質を持つオミクロンに対してはまず3回目の接種を済ませること、特にリスクの高い方においては一定期間をおいて4回目接種を検討することが必要と考えられます。

その他のよく検索される質問

3回目接種についての質問と回答

なぜ3回目の接種が必要なの?

2回接種後、時間の経過とともにワクチンによる感染発症予防効果の低下がみられることが主な理由になります。重症化のリスクは2回の接種でかなり抑えられますが、これらも徐々に上がることも分かっています。

3回目の接種はいつから?

2回目の接種を終えた日から、おおむね8か月以上経過した日より3回目の接種を受けられます。地域の感染状況をふまえ6か月以上後も例外的に容認する方針とされています。

3回目接種の対象者は?

12歳以上、2回目接種後8か月以上経過(6か月以上も例外的に容認する場合あり)した方で、3回目の接種を希望している人全員です。

特に3回目接種をしたほうがいい人は?

効果の低下が顕著な高齢者や免疫不全など基礎疾患のある方、ウイルスを浴びるリスクの高い医療従事者は特に3回目接種が推奨されています。

3回目接種に使用するワクチンは?

現在日本において、3回目接種が承認されているのはファイザー社製とモデルナ社製のワクチンです。

1回・2回目と違うメーカーのワクチンを接種できるの?

1回・2回目に接種したワクチンと異なるメーカー製のmRNAワクチンを3回目に使用することが認められています。

3回目接種の効果は?

イスラエルの研究などから、3回目接種により感染・発症の予防効果があがることが明らかになっています。重症化抑制効果もいくつかの研究で確認されています。

3回目接種の副反応は?

2回目の接種と同程度であることが分かっています。

接種券はいつ、どのようなものが届くの?

3回目の接種目安の時期前に各自治体より接種券が郵送されます。希望者は、自治体からのお知らせに沿って予約を行います。

接種会場は?

集団接種、個別接種など自治体により異なります。職域接種も2022年3月をめどに準備が進められるとされています。

1回・2回目をいつ接種したか忘れた場合は?

1回・2回目の接種券の接種済証欄に年月日が記載されています。接種済証を紛失した場合は、自治体にお問い合わせください。

ワクチン接種を受けるには?

どうすれば接種できる?

予約開始日が近づくと、住民票のある市町村から「接種券」が届きます。接種券の内容に従って、接種する日時と場所を予約します。予約は電話またはインターネットで行います。 予約開始日時などお住まいの地域のワクチン接種情報は、同封の印刷物や自治体のサイト、または「Yahoo!くらし」で分かります。

お金はかかる?

国が全額負担するため、無料です。 ※接種の予約金を要求してくるなどの詐欺行為には気を付けましょう

優先接種の対象になる基礎疾患とは?

「基礎疾患のある方」の範囲は、以下の「高齢者以外で基礎疾患を有する方について」から確認できます。接種のために診断書等の提出は必要ありません。

接種までの流れ

接種は原則、住民票のある市区町村で、定められた医療機関や公共施設などの会場で行います。接種までの流れは以下のとおりです。 接種の流れ①『接種券が届く』 接種の流れ②『接種日時を予約する』 接種の流れ③『接種会場へ行く』 接種の流れ④『接種と待機』 接種後は必ず15分以上、急激なアレルギー反応や体調変化に備え、会場で安静に待機をしてください。

持ち物

・接種券 ・本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなどの原本) ・持病の薬を服用している方は「お薬手帳」 ・問診票が送られていた場合は記入して持参 ※事前に問診票が送られていない場合は会場で記入となります

当日の服装

接種は筋肉注射のため、半袖のシャツなど肩を出しやすい服装を選びましょう。

接種に向けて準備しておくと良いものは?

ワクチン接種後、発熱や倦怠感など「副反応」と呼ばれる症状が起こることがあります。特に2回目の接種後は起こる可能性が高いため、薬や食べ物、飲み物などを備えておくと安心です。

接種の判断について

アレルギーがあるけど接種していい?

厚生労働省は、花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどがある人でも接種可能としています。アレルギー反応が短時間で出たこと(即時型アレルギー反応)のある人は接種後30分間経過を観察するよう求めています。 注意が必要なのは、ファイザー社製ワクチンの成分の1つ「ポリエチレングリコール」で過去に重いアレルギー症状が出たことのある人です。ポリエチレングリコールは、薬や化粧品などさまざまな製品に使われている物質です。アナフィラキシーという急激なアレルギー反応(発疹、息苦しさ、血圧低下、意識レベルの低下など)に注意が必要なため、ポリエチレングリコールへのアレルギー歴のある人は必ず事前にかかりつけ医に相談してください。接種会場ではアナフィラキシーショックに対応できるよう医薬品が用意されています。

妊娠中でも接種していい?

妊婦の方は接種の努力義務の対象から除外されていますが、ファイザー社の臨床試験の結果でも妊娠中の合併症はワクチン接種者と非接種者に差はないことが報告されており、ワクチンを接種できます。米国ではすでに3万人以上の妊婦が接種し(2月16日時点)、追跡調査でも副反応の頻度は非妊娠女性と同程度で、胎児や出産への影響は見られていません。

持病の薬を飲んでいるけど接種していい?

薬を飲んでいるためワクチンを受けられないということはありませんが、必要に応じて接種前にかかりつけ医に一度ご相談ください。厚生労働省によると抗凝固薬(血をサラサラにする薬※詳細は下記URLを参照)を服用している場合も、接種は通常どおりできるとされています。

新型コロナウイルスに感染したことのある人でも接種できる?

感染した方もワクチンを接種することができます。

既に新型コロナウイルスに感染した方も、新型コロナワクチンを接種することができます。むしろ接種を推奨している国もあり、これは、このウイルスが一度感染しても再度感染する可能性があることと、自然に感染するよりもワクチン接種の方が新型コロナウイルスに対する血中の抗体の値が高くなることが報告されているからです。

接種したくない場合は?

予防接種法に基づき、12歳以上の人はなるべく接種するよう「努力義務」が課せられています。ただし接種はあくまでも個人の判断に委ねられているため、仮に接種しなかったとしても罰則はありません。

副反応について

ワクチンの「副反応」とは?

本来目的としている反応以外に出てくる、ワクチンによる(因果関係のある)望まない反応のことを「副反応」と呼びます。 ワクチンを接種すると、体の中の免疫システムは病原体が侵入したと認識(実際には誤認)します。免疫システムは体温を上げる(発熱させる)ことで、病原体と闘おうとしたり、炎症を起こすことで接種部位が腫れたりします。 ファイザー社製、モデルナ社製の両ワクチンで最も多い副反応は「接種部位の痛み」で、接種者の70%以上に見られました。次いで倦怠感や頭痛など全身への反応、発熱なども報告されています。また1回目より2回目の接種の方が副反応は高頻度で見られ、接種翌日に最も起きています。ただし、ほとんどは数日で軽快へ向かったと報告されています。

接種後の注意点は?

接種した日は激しい運動や過度な飲酒は控えるようにしましょう。入浴も問題ないとされていますが、サウナや長時間の入浴など脱水症状が懸念されるものは控えたほうが良いでしょう。接種後数日は部位の痛み、全身の倦怠感などの副反応が出る場合があるため、可能であれば休みを取るなど無理のないスケジュールを検討してください。

熱が出たときはどうしたらいい?

厚生労働省のサイトでは副反応としての発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、必要な場合は解熱鎮痛剤などを服用し様子を見ることとされています。接種後2日以上熱が続く場合や症状が重い場合、以下に該当する方はかかりつけ医や薬剤師に相談するよう呼びかけています。 ・他の薬を服用している方、病気治療中の方 ・激しい痛みや高熱など症状が重い方、症状が長く続いている方 ・ワクチン接種後の典型的な症状(頭痛、疲労、筋肉痛、悪寒(さむけ)、関節痛など) 以外が見られる方 なおワクチン接種後に発熱していないにも関わらず、予防的に解熱鎮痛剤を繰り返し服用することは推奨されていません。

市販の解熱剤を飲んでもいい?

接種後の発熱や痛みに対して、使い慣れている市販の解熱鎮痛剤を服用して問題ありません。

どうして1回目より2回目の方が副反応が強くでるの?

1回目の接種でついた免疫が、2回目の接種で反応することによってより強く症状が出ると考えられます。1回目の接種において刺激された免疫システムは、ワクチンの成分に効率的に反応できるようになりますが、2回目の接種時には、その成分に素早く反応するとともに、さらに強く反応するように免疫システムが再び刺激されます。このことからも、特に2回目の接種の翌日はできるだけ安静に過ごしましょう。

対象について

子どもでも接種できる?

ファイザー社製は5歳以上(大人の3分の1の量)、モデルナ社製は12歳以上の人が接種できます。

認知症などで本人の接種意思を確認できない場合は?

接種には、本人の意思確認が必要です。厚生労働省は、家族やかかりつけ医など日頃から身近で寄り添っている方々の協力を得て、本人の接種の意向を丁寧に酌み取ることなどにより本人の意思確認を行うよう呼びかけています。

ワクチンの効果について

ワクチンはどのぐらい効くの?

ファイザー社のワクチンは、臨床試験で新型コロナウイルス感染症の発症を95%防げることが分かっています(モデルナ社は94.1%)。さらに接種が進んでいる国の大規模調査結果からも、感染予防効果、発症予防効果、重症化予防効果の3つすべてにおいて90%以上の効果があることが分かっています。

<ワクチンの効果>

・感染予防効果:ウイルスに感染することを防ぐ効果 ・発症予防効果:新型コロナウイルス感染症を発症しない効果 ・重症化予防効果:感染し発症しても、重症化や死亡を防ぐ効果

効果はどのぐらいの期間続く?

ワクチンの効果の持続期間は現時点ではまだ確定されていません。投与後の経過観察が続けられている段階です。ファイザー社の調査では、半年以上経過しても有効性は91.3%と、効果は極端に下がっていないと報告されています。

変異ウイルスにも効く?

アルファやデルタといった変異ウイルスに対して効果は十分期待できると報告されています。ラムダに関しても効果の低下は予想されるものの、実際には効果はあるとされており、現在調査が進められています。ミューについてはまだ詳しく分かっていません。

ワクチンのメーカーによって効果は違う?

日本で承認されたファイザー社製ワクチンは発症予防効果が95%で、モデルナ社製は94.1%であることが臨床試験によって報告されています。大きな差はなく、両メーカー製ともに高い効果が確認されています。

結局、接種はするべき?

ワクチンの効果と副反応のリスクを天秤にかけて、接種を判断することになります。 新型コロナウイルス感染症は、重症化する可能性の高い高齢者の方や持病のある方は、前述の「ワクチンはどのぐらい効くの?」の項目のとおり、ワクチンの有効性も高いため、接種のメリットが大きいと判断されるでしょう。感染拡大や重症化を防ぐことで医療のひっ迫を軽減できるという社会的なメリットもあります。 若年層においても決して軽い病気ではなく、重症化する可能性もありますし、後遺症に苦しむ方も多くいます。行動範囲が広い傾向のある若年層で接種が進めば、流行が起こりにくい社会を作ることができ、元の生活に戻れるという社会全体のメリットも見えてきます。そのため、厚生労働省としても各世代への接種を広く呼びかけています。

その他

ワクチンパスポート(接種証明書)とは?

ワクチンを接種したことを公的に証明するもので、正式には「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」といいます。 当面は日本から海外に渡る際の利用を想定していると政府は発表しています。 書面による交付が7月26日から開始され、希望者はパスポート(旅券)が必要で、自治体の窓口か郵送で申請します。

なぜこんなに速くワクチンが開発されたの?

通常ワクチンの開発には数年から10年以上かかります。新型コロナウイルスにおいては、パンデミックの発生から1年以内という速さでワクチン供給に至りました。 今回の開発につながった背景には、20年近く続けられてきたmRNAワクチンの研究や、過去のSARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)流行時のウイルスおよびワクチンに対する研究蓄積が今回の開発につながっていることがあります。そして、アメリカやイギリスによる資本や人員の大量投入で一大国家プロジェクトとして開発を支援したこと、臨床試験と同時に生産体制の構築などを進めるなどの効率化を図ったことなども、従来の承認のプロセスの厳密さを保ったままスピード開発できたことに貢献していると考えられます。

ADE(抗体依存性感染増強)とは?

すでに感染したことのある人やワクチンを接種した人が、あらためてウイルスに感染すると、症状がより重く出ることがある現象のことをいいます。 過去に他のウイルス(デング熱が有名)で起こったことから注意が必要であると認識されています。新型コロナワクチンにおいては、動物実験でも臨床試験でも、さらに実地投与後も、現状ではADEは観察されていません。ワクチン接種者が感染したとしても症状は軽い場合が多いことも明らかです。

同時にインフルエンザ予防接種は受けられる?

日本ではコロナワクチンの2回接種完了から2週間以上の間隔を空ければインフルエンザワクチンを接種することができます。

制作協力

接種証明

ワクチンの接種証明について

ワクチン接種を受けると接種会場で「接種済証」(または「接種記録書」)が発行され、ワクチン接種後に自治体へ申請することで「ワクチンパスポート(接種証明書)」が発行されます。またスマートフォンによる「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で国内用または海外用に使える接種証明を取得できます。これらのワクチン接種を証明するもの(接種証明)について説明します。

接種済証(接種記録書)はワクチン接種時に発行されるもので、自身が接種したワクチンの内容がわかります。また行動制限の緩和策等に活用できることとなってます。 ワクチンパスポート(接種証明書)は正式には「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」といい、接種後に自治体に申請することで発行されます。特定の国や地域への渡航時に提示すると検査証明書の提出や待機が免除されます。 またスマートフォンによる「新型コロナワクチン接種証明アプリ」でどちらも取得可能です。アプリを使うには、マイナンバーカードが読み取れるスマートフォン端末やマイナンバーカード、海外用を発行する場合はパスポートが必要です。

接種済証、接種記録書とは

接種を証明するもの

出典:厚生労働省の資料を基に作成

各回のワクチン接種時に発行される「接種を証明する書類」のことです。厚生労働省によると、医療機関や接種会場を主催する企業などが、各回の接種完了時にワクチンのメーカー名やロット番号が記載されたシールを貼り付けることで接種を証明するとしています。接種券が発行される前や接種券が不要な職域接種会場で接種した人には接種記録書が発行され、同様に接種を証明できます。

いつどこでもらえるの?

ワクチン接種時に、医療機関や接種会場を主催する企業などにて発行されます。紛失した場合は住民票のある自治体で再度発行を申請できます。 またスマートフォンによる「新型コロナワクチン接種証明アプリ」では、マイナンバーカードを読み取って申請することで接種証明を取得できます。取得後は、アプリの画面を表示することで証明書として使用できます。

接種証明の活用

ワクチン・検査パッケージとは

ワクチン・検査パッケージとは、緊急事態宣言などが出ている地域で、ワクチンの接種済証または陰性の検査結果の確認により行動制限緩和措置の対象とする仕組みです。 接種済証は2回目の接種後14日以上経過していることが条件で、有効期限は当面定めないこととしています。また提示の際は撮影した画像やコピーでも構わないとしています。 陰性証明の有効期限はPCR検査は検体採取から3日以内、抗原検査は検査日から1日以内が条件です。 感染対策と社会活動の両立を目指し2021年11月に政府により導入されましたが、オミクロン変異ウイルスがワクチン接種済みの人の間でも感染拡大している状況をふまえて、2022年1月19日より原則的に当面停止となっています。

県民割(ブロック割)

ワクチンの3回接種の証明書や検査による陰性証明を示すことで、旅行代金の補助が受けられる「地域観光事業支援」が国により行われています。 現在、県民割を全国6つのブロックに分け、ブロック内であれば旅行をする場合に1日1泊あたり最大7000円が補助されます。 期間は大型連休(4月29日~5月8日)を除く5月31日宿泊分までです。 都道府県によっては対象外であったり、条件や開始時期が異なったりするため、観光庁や各自治体のサイトなどで最新内容の確認が必要です。

接種証明による差別、ハラスメントについて

接種証明書やワクチンパスポートは接種者本人の接種の事実を証明することを目的とするものであり、それ自体が差別につながるものではないと考えられています。厚生労働省では、接種証明書やワクチンパスポートを活用する際には接種していない人への差別につながらないようにすべきであるとして、ガイドラインの作成などを検討しています。 また日本経済団体連合会は、接種証明の提示によりサービスやキャンペーンが受けられるなどの国内での活用を政府に求めながらも、差別や偏見、不利益な取り扱いにつながらないよう、接種していない人に選択肢や代替措置(検査による証明等)を用意することや、接種していないことを理由に会場やイベントへの入場や使用を断られることがないよう求めています。

ワクチンパスポート(接種証明書)とは

ワクチンパスポート

出典:厚生労働省の資料を基に作成

ワクチン接種したことを証明するもので、正式には「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」といいます。接種者の情報(氏名や生年月日等)およびワクチン接種記録に加え、旅券番号等が記載され、英語表記や偽造防止対策がされています。国内でワクチン接種した人が、海外渡航時の利用を目的に申請すると発行されます。ワクチンパスポートを所持していないことで、海外への渡航ができなくなるものではありません。

ワクチンパスポートの目的は?

ワクチンパスポートの目的は?

ワクチンパスポートを特定の国や地域への渡航時に提示すると、検査証明書の提出や待機が免除されます。対象となる国や地域および免除・緩和される内容は外務省のサイトで公表されています。日本への入国(帰国)時は免除されず、検査証明書の提出や14日間の待機等が必要です。

いつどこでもらえるの?

ワクチン接種後に住民票のある自治体に申請すると、紙の接種証明書が発行されます。 スマートフォンによる「新型コロナワクチン接種証明アプリ」では、マイナンバーカードやパスポートを読み取って申請することで接種証明を取得できます。取得後は、アプリの画面を表示することで証明書として使用できます。

どのように申請するの?

発行・申請時に必要なもの、詳細な申請方法は「Yahoo!くらし」をご覧ください。

海外の状況

海外での接種証明、ワクチンパスポートの状況は?

ヨーロッパではEU加盟国共通の「デジタルCOVID証明書」、米国では「ワクチンカード」、中国では「国際旅行健康証明」など、ワクチン接種証明を運用し、出入国時の隔離や検査の免除などに活用しています。 一方で、各国の感染状況の変化に伴い、飲食店などでの提示義務や行動制限を撤廃する動きが広がっています。

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