「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム感謝祭2019」を開催しました
Yahoo!ニュース 個人の書き手(オーサー)とYahoo!ニュースの関係者が一堂に会する場として、形を変えながら2014年から毎年開催してきた「『Yahoo!ニュース 個人』オーサーバンケット」。今年は、2018年10月にスタートしたクリエイターズプログラムと合同で、クリエイターズプログラムの動画の作り手(クリエイター)とオーサーとの交流をも促進する場「クリエイターズプログラム感謝祭」として生まれ変わりました。2012年にスタートし、「発見と言論が社会の課題を解決する」世界観を掲げ歩んできた「Yahoo!ニュース 個人」は、「明日の行動につながる共感」をコンセプトに掲げる「クリエイターズプログラム 」に合流し、ヤフーはより一層それぞれの掲げる理念の実現を目指してオーサー/クリエイターの活動に対する支援を強化していきます。
12月18日に開催された感謝祭の様子を、部門別に開催された前半と、全体での後半とに分けてお伝えします。
「Yahoo!ニュース 個人」部門
今年の振り返りと新施策の発表
水による災害が強く印象に残った2019年、Yahoo!ニュース 個人では、気象予報士オーサーの皆様を中心に、事前の警戒情報から上陸中の状況の変化まで細かい情報発信をすることができました。
今年は、「伝える」、「支払う」、「クリエイションのサポート」という3つの観点から、インセンティブの強化や分析ツールの提供などの施策を行ってきました。毎月の記事本数は平均1250本に到達し、例年約12億で推移してきた年間のページビュー(PV)も約15億を達成しました。また、オーサーコメントの投稿数は2018年と比較して約45%成長しました。
今後は、「もっと届ける」という観点から、データに基づいてより読まれやすい見出しを提案するサポートや、グラフや表のグラフィック制作サポート、「Yahoo!ニュース 意識調査」の設問設定への参加、課金コンテンツの強化という新たな4つの施策を導入し、オーサーによる価値ある発信をさらに幅広く届けていきます。
オーサーアワード、オーサーコメントアワード受賞者を表彰
「発見と言論が社会の課題を解決する」、情報発信が「文化の発展」にも寄与するというYahoo!ニュース 個人の世界観を、年間を通じ最も体現したオーサーを選出する「オーサーアワード」。今年は、「水」という生命に必要不可欠な資源を巡る諸問題について、年間を通じて多数の記事を発信した水ジャーナリスト/アクアスフィア・水教育研究所代表の橋本淳司さんを選出したほか、芸能ジャーナリストの中西正男さん、医療ジャーナリストの市川衛さんの2名を特別賞に選出しました。また、様々な事象に対して法律の観点からコメントを投稿し、Yahoo!ニュースの背景、解釈や問題点を読者に正しく伝えることに貢献された元特捜部主任検事の前田恒彦さんをオーサーコメントアワードに選出しました
ドキュメンタリー部門
クリエイターが作成した約10分間のドキュメンタリー映像を発信するクリエイターズプログラム・ドキュメンタリー部門。「人々の心を動かして、社会課題を解決する」とコンセプトを掲げます。
今年の振り返りと新施策の発表
ドキュメンタリー部門では、この1年間、カラーグレーディングや、音響、編集、撮影、映画配給などに関する勉強会を開催し、作品の質を高めるサポートをするとともに、ドキュメンタリーの力を再確認し、クリエイターと共に新しいドキュメンタリーの形を模索する「UPDATE DOCUMENTARY PROJECT」を立ち上げました。完成した作品は、国際平和映像祭や札幌国際短編映画祭、Tokyo Docs、SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYAなどで上映されました。
今後は、より優れた動画を制作するためのサポートという観点から、キヤノンマーケティングジャパン様ご協力の下、撮影機材の提供を行うなど、これまでの施策を継続するとともに、クリエイターの制作したコンテンツを更に広く届けるため、海外への発信支援も模索していきます。
優秀賞受賞者を表彰
年間を通じて優れた発信を継続したクリエイターに送られる年間アワード、ドキュメンタリー部門で最優秀賞に選ばれたのは、現地の少女らへの取材を踏まえて西アフリカ・シエラレオネの女性器切除について取り上げたショートフィルム「COMPLETE WOMAN」で、遠い海外の話題ながら多くの視聴者を獲得した、ドキュメンタリー映像作家・ジャーナリストの伊藤詩織さんです。また、優秀賞には、太田信吾さん、高倉天地さん、深田志穂さんの3名を選出しました。
ショート動画部門
「おもしろ/ネタ」「トレンド/カルチャー」「モノ/ガジェット」「How to」「専門マスター」の5つのジャンルで構成されるショート動画部門。それぞれクリエイターが持つ専門性を1~3分の短尺動画に凝縮し、明日の行動につながる、価値ある情報コンテンツを発信しています。
今年の振り返りと新施策の発表
サービススタート時に100名だったクリエイター数は、1年余りで250名まで増え、平均視聴維持率は平均4%増と、それぞれ順調に成長してきました。
これまで、「動画という、より伝わる表現方法をより手軽に」という観点からスタジオや音源提供、「より動画を見てもらうために」という観点から勉強会の実施やレポート提供など、クリエイターの発信をサポートするため諸々の施策を行ってきました。
今後は、「より見られる動画を、より広い場所で」という観点から、より綿密なレポートの提供に加え、Yahoo!ショッピングやGYAO!との連携を強化し、クリエイターの発信活動をより強力にサポートしていきます。
2019年下半期アワード、受賞者を表彰
ショート動画部門では、半年ごとに【しっかり見られた動画】、【外部集客&行動につながった動画】という観点から、アワードを選出しています。
2019年下半期アワード、【しっかり見られた動画部門】最優秀賞には、「おもしろ/ネタ」ジャンルにおいて、ダンボールでアニメ・ゲームなどに登場する武器を精巧に再現する動画を多数投稿されたつくるさん。さんのほか、「トレンド/カルチャー」ジャンルのギャルソンヌさん、「モノ/ガジェット」ジャンルのモロケンさん、「How to」ジャンルのにぎりっ娘。さん、「専門マスター」ジャンルのおつぽんさんが選出されました。他方、【外部集客&行動につながった動画部門】で表彰されたのは、いいね数トップのneroさん、サイト上での視聴トップの横山了一さん、フォロー数トップのWakuneco.さんです。
全体での懇親会へ
感謝祭の後半は、ニュース個人、ドキュメンタリー、ショート動画の3つの部門から総勢約300名が一堂に会し、懇親会が開催されました。
終始和やかな雰囲気の中、オーサー、クリエイター、サービス関係者の交流が深まったクリエイターズ感謝祭。ここからまた新たな作品が生まれていくことが強く感じられる場となりました。Yahoo! JAPANはこれからも個人の発信活動のさらなる支援強化、領域拡大を推進していきます。
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