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抱き癖って本当?どのくらいなら抱っこしていいの?抱き癖の気になるポイントを保育士が徹底解説

ぽん先生保育士

こんにちは!ぽん先生です。

「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。

今回は頂いたご質問はこちら。

Q:抱っこで抱き癖はつきますか?

こちらの解決方法についてお話ししていきたいと思います。

※動画は1分03秒です。

皆さんは"抱き癖"という言葉をご存じでしょうか?

昔は「抱き癖がつくから泣いたからといってすぐに抱っこしてはいけない」なんてこともよく言われていました。

そもそも抱き癖というのは、抱っこをしないと泣き止まないとか、落ち着かない子になるから、事あるごとに抱っこする羽目になると育児が大変になってしまうという考え方のこと。

今ではそういったことをあまり聞かなくなったものの、抱っこし過ぎることはやはり良くないのでしょうか?

じゃあ何分間なら抱っこしてもいい?
泣いてすぐはダメ?

大丈夫!

これさえ知っていれば、抱き癖について心配する必要はありませんよ。

これで解決!

結論からお話しすると、抱き癖というのは今の保育の考え方では嘘だと言えるでしょう。

現在は抱き癖という考え方は否定的で、むしろ子どもが求めるなら抱っこはたくさんした方が良いと言われています。

なぜなら、いつでも抱っこしてもらえる子にとって"抱っこ"は安全基地となるからです。

すると、その「いつでも安全基地に戻れる」という安心感を基にして、新しい出来事にも積極的に関わってみるなど、親から離れて活動することができるのです。

一方で、すぐに抱っこしてもらえない子はそうではありません。

何か不安になるような出来事が起こった時にすぐに安心できる場所がないので、不安になるような場面は極力避けたいと考え、親から離れることが難しくなるのです。

結果的に親にずっとくっついていて、一人で遊べないような状況に陥りやすく、かえって育児が大変になってしまうことも考えられます。

そのため、子どもが抱っこを求めてる時にたくさんしてあげることで、今では自立が早まると言われているのです。

このように、子どもをたくさん抱っこすることは子どもの心の成長に直接繋がっていくので、抱き癖という言葉は全く気にせずに、新生児の頃から子どもが求めている時にはしっかりと抱っこしてあげてほしいと思います。

いかがでしょうか?

動画では短時間で分かりやすく解説しているので、より詳しく知りたい方は動画の方からご確認ください。

良いと思ったら、ぜひ試してみてくださいね!

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保育士

東京都で働く保育士。「少しでも楽しい子育てを!」をモットーに活動中。

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