【南アルプス市】山中の道沿いに在る湯沢の八幡神社〜静かで存在感ある空間でした〜
以前ご紹介した、樹齢500年の「湯沢の思い杉」のことをふと思い出した時に、その道中に神社があったことも思い出したので、今回お参りを兼ねてお邪魔してきました。
県道42号富士川街道の荊沢交差点を右折(山側へ)し落合地区方面へ直視していきます。
写真の自販機を目印にその先を右折。
湯沢の思い杉の看板に従って右に進みます。
集落を抜けて山間部に入って間も無く道沿いに階段と随神門が見えてきます。山道は上の集落との連絡道路なのですが、交通量は少なく寂しい場所の割に立派な雰囲気です。
階段を上がって拝殿へ。
オープンな作りで風化している部分もありますが、よく手入れがされていてスッキリとした印象。
紙類の風化は避けられないですね。
本殿は今でこそ色褪せてるものの、元は色鮮やかであったことが伺えます。
自然な風化と共にそこに在るという感じがします。
日露戦争の慰霊碑もありました。湯沢の地区からはどのくらいの若者が戦争に駆り出されたのでしょうか。
今回は、ふと思い出したことからお参りにきましたが、一見寂れた感じのする神社が綺麗に手入れされている様子を見ると、何故だか嬉しくホッとした気持ちになれます。ただ、こちらも皆さんに特にオススメできる場所でもないので、湯沢の思い杉に訪れる際や、お近くにお越しの際に思い出したら手を合わせに立ち寄られてはいかがでしょうか?
【八幡神社(旧村社)】
鎮座地:南アルプス市湯沢2180
御祭神:誉田別命、神功皇后、玉依姫命
問合せ:山梨県神社庁 TEL 055-288-0003 FAX 055-288-0005
mail : info@yamanashi-jinjacho.or.jp