安すぎないか?リベンジポルノ法案罰金50万円
KNNポール神田です!
リベンジポルノ法案 3年以下の懲役または50万円 安すぎないか?むしろ、合法的に別れるプログラムを用意すべきではないだろうか?
かつては恋人であったり夫婦であったり、会えない寂しさを写真で癒やすために、送った写真やビデオが別れた後に、恨みが積り、ネット上に後悔されてしまう事故が多発している。しかし、その情報はネット上にアップロードされた瞬間、一生つきまとうことになる。いや、ずっと将来の孫や子孫にまで影響する可能性だってあるのだ。
賢人であれば、最初からそんなことをしないというカタブツも多いが、恋人を想いやればやるほど、そんな想いになることがあるのが愚かな新メディアと対峙した人類の行動だ。会えない想いをせめてメディアを媒介してもコミュニケーションしようとする動物なのだ。
リベンジポルノ法案の罰金50万円は安すぎる!
一番、重要なのは、このような「リベンジポルノ法案」ではなく、別れる際の別れ方だと思う。
それが、まずいと。すべての過去の愛情表現の写真やビデオが武器へと変わる。そうさせないためにも、真摯に、かつ相手にも社会的にも十二分に理解される別れ方をすることが、実は法案よりも重要だと思う。
しかし、それが、理解できないヤカラが世の中にはたくさんいる。その罰則が3年以下の懲役もしくは罰金50万円というのは安すぎないか?
たかだか、50万円で相手の一生を破綻できるのならば安いものだとボクでさえ考えてしまう。殺人を犯してしまいたいほどの衝動を感じる人もいるからだ。せめて100万円、いや300万円、500万円…。
いや法律も、相手の収入に合わせて慰謝料のように変化させるべきだろう。1,000万円でも報復できるのならばと解釈する富裕層もいるからだ。そのほうが国庫金も潤うはずだ。
合法的な別れ方を証明できる制度があればどうだろうか?
リベンジポルノを発生させないためには、法的な別れ方をアルゴリズム化しておき、どういう手順で別れるのが望ましいのかを法的な部分を含めて示唆し、サポートするのはどうだろうか?
別れたい理由をいくつか明記したドキュメントをダウンロードして、それに記名して、それをパートナーに示唆する。離婚届けのようなフォーマットの、お付き合いの解消届けだ。
解消届けにサインして欲しいという意思表示をするだけで、普通はその問題解決に向けて取り組もうとするだろう。離婚届と同じ効果を持つ。
それでもダメならばお互いが合意の上に別れる。
離婚訴訟にカスタマイズ化された弁護士業務の営業妨害になるかもしれないが、日本のGDP向上的視点で立案するとすれば、無駄なトラブルをできるだけ未然に防ぐということで、自分たちの愛の位置がどのレベルにいるのかというのを客観的に判断できる目安ともなるだろう。
また、夫婦の恋愛状況の格付け機関などもあれば、生命保険の料率なども、大きく変わることだろう。保険料の見なおしなども合法的に考えられるのではないだろうか?
別れる時にこそ、付き合う時以上の、パートナーをリスペクトするキモチがあれば、リベンジポルノというような下劣な対応はなくなることだろう。