1967年創業の老舗店〈朝から地元の人々のお腹を満たす古き良き昭和時代のノスタルジック豚骨ラーメン〉
1967年(昭和42年)創業で今年57目年を迎えた歴史ある老舗店。博多駅地下街に昔から存在し、うえやまとち先生の有名グルメ漫画「クッキングパパ」にも登場したこともある地元では知る人ぞ知る豚骨ラーメンのお店〈名代ラーメン亭〉。店舗の外ガラスと店内には名代ラーメン亭が登場した時の漫画のカットや小説のシーンに登場した時のことなどがパネルで掲載されている。
以前は、福岡市の中心街「天神」や長浜ラーメンの発祥地である「長浜」、福岡市南区「大橋」の西鉄大橋駅にも店舗をかまえていた。人気メニューで名物の「チャンポン」も有名で、自身もハマった時期があった。今現在の店舗は〈名代ラーメン亭 博多駅地下街店〉の1店舗のみ。昭和の香りを残す昔ながらの懐かしいノスタルジックな豚骨ラーメンをいただけるお店だ。
朝9時に開店し人々のお腹を満たしてくれる
この日は出張のため博多駅に。少し早めに到着したので朝昼兼用の食事をとることに。〈名代ラーメン亭 博多駅地下街店〉の店内をうかがうと早い時間にもかかわらず先客も多く賑わっていた。
カウンター席の最奥が空いていたのでそちらに座りながらモーニングサービスの「チャーシューメン」を、麺の硬さは「カタ」で注文した。
モーニングサービスのチャーシューメン
開店と同時に始まる朝のサービスで、朝の9時〜10時30分の1時間半限定。お得なモーニングサービスで通常650円の「チャーシューメン」が100円引の「550円」というお値段で提供されるため、朝からお客さんが多いのも頷ける。
ちなみに通常の時間帯のベーシックな「ラーメン」は、現在一杯は「550円」でモーニングサービスのチャーシューメンと同額なのでそのお得さが分かる。
カウンター席で待つこと少々、配膳された一杯はシンプルなチャーシューメン。チャーシューは小さめながら5枚、海苔とデフォルトで玉子1個がトッピングされた一品。スープは豚骨の香る昔懐かしい素朴さもありながら、まろやかでコクのあるスープの味わいとカエシの旨みが絶妙なバランスの美味しさがある。
中細のストレート麺も、博多らしいパツパツとした食感で歯切れの良さもいい感じ。近年の洗練された豚骨ラーメンや脂コッテリなタイプとも違い、濃厚でもあっさりでもない、昔ながらの博多スタンダードな豚骨ラーメンが楽しめる。
この暑い時季には、涼しく快適な博多駅の地下街で、朝の9時から10時30分までの限定になる、モーニングサービスのチャーシューメンをぜひご賞味ください。