京都「麺屋さん田」の夏季限定メニュー、冷やし担担つけ麺のおいしさに悶絶!
まだまだ暑〜い日が続いておりますが、暦の上では立秋も過ぎておりまして、もう残暑ってことになるようでございますな。とはいえ、まだまだ「盛夏」「酷暑」っていう言葉の方がしっくりくる毎日。今回はこの季節にぴったりの冷たい麺を食べてきましたよ!
お伺いしたのは「麺屋さん田」さん。京都市右京区で2017年にオープンしたこちら。超濃厚な鶏スープが人気を呼んで、いつも大勢のお客さんが押し寄せる名店です。最寄り駅は阪急西院駅かな? 徒歩約15分と多少歩きますが、それもおいしい一杯のためならなんてことございません。
店内はカウンターが奥へ長く続く造り。店奥右手には製麺機も設置されていましたよ。
入り口右手には券売機がスタンバイ。定番メニューは写真付きなのもわかりやすくてポイント高し。定番の「らーめん」か、いやいや暑いしやっぱり「つけ麺」か……と、後ろに人がいないのをいいことに、あれこれ悩んでおりますと、見つけましたよ、「夏季限定」の四文字を。
それがこの「冷やし担担つけ麺」です。なんか夏らしくてとてもおいしそう。先ほどまでの苦悩をすっかり忘れてボタンをポチー。今見ると、小さい字でラー油多め、少なめもできると書いてますが、そんなこたぁ当然気がつきゃしません。スタッフさんにそっと券を手渡し、促されるままカウンター席へ。
席に座ると、いくつかのポップが置かれてました。これは「つけ麺の美味しい食べ方」。ふむふむ、まずは麺のみ3本ですな。そしてつけ汁と麺の配置場所、麺のつけ方、すすり方まで、細かに教えてくれております。
そんでこちらは「マー油の使い方」。なるほど、しっかり混ぜてから、つけダレに3〜4杯と。らーめんにも使えるとのことなので、味変される方は覚えておきましょう。
こちらが卓上の味変アイテム。左から2つめが先程説明を読んだマー油ですね。あとは一味と黒胡椒となっております。そうそう、チラッと見えてますが、ティッシュはカウンター下、紙エプロンは券売機横に用意されてますよ。そして、待つことしばし……。
「冷やし担担つけ麺」の登場です! あ、今回は大1,050円を注文しました。なんでしょう、この全体から発される「おいしそう」オーラは! マーブルなつけダレは現代アートのようでもあります。は、はやくツヤッツヤの麺をこのつけダレにくぐらせたい!
と、はやる気持ちを押さえつつ、チャーシューのアップを撮っちゃったりなんかして。大ぶりで分厚い鶏むね(多分……)肉のチャーシューが3枚トッピングされてますが、これがジューシーでオイシー! この間、どこかで食べた低温調理の鶏むね肉にも似てる気がしましたが、とにかく柔らかな食感が印象的です。
そんで麺にも寄っておきましょう。券売機に貼ってあったポップによりますと、国産小麦粉100%使用の自家製麺で、強力粉にうどん用の中力粉をブレンドし、加水率は高め。麺の表面が傷つかない特殊なテポ(麺を茹でるときに使う持ち手が付いた縦長のザルみたいなの、ですよね?)を使っていて、すすり心地がなめらかなんですって。もう、はよすすらせて!
またまたはやる気持ちを押さえつつ、つけダレについても。見た目では濃度はそれほどなく、シャバッとした感じ。上にかけられてるのが多め少なめのオーダーが可能なラー油ですね。しかし、見るからにおいしそう。では、いよいよいただきます!
あ、まずは麺だけ三本ほどの教えを忘れて、しっかりつけダレに浸しちゃいました。ひとくち食べると、麺はツルッとした舌触り&モチッとした食感。そこにゴマベースの冷たいつけダレがよう絡むんですわ! 説明によりますと、ゴマダレに魚介ダシを合わせているそうで、なんと動物系不使用とのこと。しかし、食べてみると物足りなさゼロ! 英語でいうとノー物足りなさ! 添加物も一切使用してないとのことで、食べておいしー&体にうれしーつけダレになっておりました。
あっという間に大300グラムを完食! 教えに従って卓上にあった割りスープをドボボ〜。最後の一滴まで絶品ゴマダレを堪能しました。ちなみに小は150グラムで950円、並が200グラムで950円、特大は400グラムで1,150円でした。お昼のピーク前にお伺いしたのですが、食べてる間にも次々とお客さんが来店。あのペースだと、おそらくすぐに行列ができたものと思われます。その人気も一口食べれば必ず納得できるはず。京都でうまいラーメンが食べたいと思ったら、絶対おすすめのお店ですよ!
麺屋さん田
住所/京都市右京区西院追分町7-4
営業時間/11:00〜14:30L.O.、18:00〜21:00L.O.
定休日/月曜(祝日の場合営業、翌火曜休)
麺屋さん田ツイッター