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【高野町(高野山エリア)】ふんどし生活はじめてみました。ふんどしレポート。

田中寛人地域のあしもとマイスター(橋本/高野/かつらぎ/九度山)

着物が好きなので、たまーに着物を着ることがあるのですが、下着も和装してみようと思い立ち、祭りでも修行でもなく、日常生活の中でしばらくふんどしを使ってみました。

ふんどしの種類は主に3種類

①六尺ふんどし

  長さ2~3m、幅16~34cmのただの布。

②越中ふんどし

  長さ1m、幅34cmで生地の端に紐がついていて前面で結んで生地を前に垂らす。

③もっこふんどし

  長さ70cm、幅34cm。生地の両端に紐がついていて両サイドで結ぶ。

この中で、私は越中ふんどしを使っています。

使い方は、下図の通り。
ワガママボディで皆様に見せるような体ではないのでリアル写真はありません。

画像はシーピース様HPよりお借りしました。https://sheepeace.com/hp/?p=3189
画像はシーピース様HPよりお借りしました。https://sheepeace.com/hp/?p=3189

前でヒモ結んで、後ろから生地を持ってきて、ヒモの上に垂らすだけ。

履き心地は、とっても楽ちん。

トイレについて

小→ふんどしをずらして大事なところを出せばOK。

大→ヒモは外さずに、垂らしている生地部分を大きくずらしてお尻を出すか、引き抜いて肩に引っ掛けて着座して用を足す。

折りたたむと小さくなるし、旅先でも洗って干しておけば翌日には乾いてます。

気に入って、無地のふんどしを買って、天然色素でグレーとベージュに自分で染めてみました。(干している写真の左側2つ)

自分で染めるとより愛着が湧きますね。

自宅が寒い高地にあるので、真冬になったらもう少し大事なところを温かく包み込んでくれる下着にしますが、春から秋はふんどしが楽しいかも。

着物着ない場合でも、日常着にふんどしオススメ。ジーンズの下に履いて出かけることもあります。

良かったら一度お試しください。

地域のあしもとマイスター(橋本/高野/かつらぎ/九度山)

和歌山県高野町在住。現場のフィールドワークを通してその土地ならではの地域資源を掘り起こし、地域づくりにつながる高付加価値商品開発や体験プログラムの企画造成支援や実践を行っています。そのスキルも活かして皆さまのまだ見ぬ和歌山県をお届けしていきたいと思っています。民俗学と発酵と和の薬草と昆虫食と染色のイベントもしています。社会教育士 (橋本市/高野町/かつらぎ町/九度山町 担当)

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