【大阪市淀川区】居酒屋から業態変更した「麺処ほりばた」の牛モモレアチャーシュー入り「牛骨塩らーめん」
阪急電車三国駅の近くのラーメン屋さん「麺処ほりばた」で「牛骨塩らーめん」を頂いてきました。実は、このお店は「魚菜処 ほりばた」として長年営業されてきた居酒屋さんが業態変更でラーメン屋さんに転身されたというユニークなお店。ホームページによれば、ラーメン屋としてのスタートは2024年3月7日(木)です。
店頭に掲示してある店主の堀端さんの写真とラーメン屋さんとしてのこだわり等が記された説明書き。
ホームページには、更に丁寧に業態変更に至る迄の経緯等が載っています。
「魚菜処 ほりばた」は、2024年3月に「麵処 ほりばた」として新たな姿をお披露目します。 「魚菜処 ほりばた」は、此花店、豊中店、三国店の3店舗で約25年間、居酒屋として皆様をおもてなししてまいりました。しかしながら、コロナ禍により考える時間が増え、お持ち帰りレシピや冷凍食品の通販などのサービスにも目を向けるようになりました。そして、私は自身が提供したいと思っていた”ラーメン”についてもます益々考えが膨らんできました。 料理職人として居酒屋の運営を通じて学んだ知識を生かし、今回の提供食の転換を決断しました。そして、ついに2024年3月に「麵処 ほりばた」として新たな時代を迎えることになりました。
25年の料理人としてのキャリアを生かして、新しいラーメン屋さんとしての勇気あるスタートを切られた堀端店主のお店。 そんな「麺処ほりばた」のメニューはこちらです。
早速入店してみました。すっきりとして高級感漂う内装の店内。お魚料理が評判だった前のお店「魚菜処 ほりばた」の雰囲気が残っていますね。先客の若い男性客が無心にラーメンを食べておられました。
店主さんにお聞きすると、奥の障子の向こうは居酒屋時代には座敷として使用されていた部屋とのこと。現在は、カウンター席での営業です。
入口横にある食券機で、看板メニューの「牛骨塩らーめん」850円(税込)と「味玉」100円(税込)を購入。
私が訪問した2024年10月1日(火)には、まだ気温が高かったせいか、夏期限定の「冷やしらーめん」もありました。ちなみに、ランチタイムにはサービスメニュー「ランチ・セットメニュー」も。表にも看板がありました。
カウンターに座ると、席の前に店頭と同じこだわりの説明書きが。実際の堀端店主は、写真の印象よりも優し気で穏やかな感じの方でしたよ♪
さり気なく置かれているのは味変用の「にら唐辛子」。ほりばた特製の手づくり調味料です。これは是非使ってみないと……。
これが「麺処ほりばた」の「牛骨塩らーめん」。
待つこと数分で「牛骨塩らーめん」が提供されました。綺麗な「牛モモレアチャーシュー」が美味しそうです。少々厳つい丼のデザインに、居酒屋さんのDNAを感じます。
牛骨からとった出汁。自家製塩麹を使った口あたりのいいカエシでまろやかな味わいです。上品なお味。あっさりとしていながら深みがありました。さすが料理職人の味。
具材の牛肉のモモのレアチャーシューは、少し小ぶりのものが4枚。しっとりとした食感です。お肉の旨味を噛みしめます。
麺は埼玉県から取り寄せたとか。もっちり、プリプリとしたコシ感がありました。
具材を食べきったので、いよいよ「にら唐辛子」を投入。少し塩味のするピリ辛なお味です。残ったスープにコクが出で、グッと美味しくなりました。次は「ランチ・セットメニュー」にして、追い飯を投入して食べてみたいですね。
完食しました♪ ご馳走様でした。食べ終わって空になった器を見ると、やはり少し猛々しいチョット怖いような和柄の龍のデザインでした(笑)。シンプルな器か中華風のデザインが多い中で、ラーメン丼としてはかなり個性的な気がします。堀端店主のお好みなのかもしれませんね。
とても美味しいラーメンでした♪ 店主さんの笑顔も良い感じのハートフルなお店です。次回は「こがし煮干し醤油らーめん」に挑戦したいですね。
「麺処ほりばた」は、駅から近いのですが少し分かりにくい所にあります。阪急電車三国駅からスグの商店街「サンティフルみくに」にいったん入り、りそな銀行とアスティルホテルの間にある道を進んで下さい。
少し進むと「麺処ほりばた」の看板が見えます。ちなみに、このビルの2階には以前「旬菜ココット」という人気レストランがありましたが、現在は閉店されています。(閉店時期不明)
25年の料理職人のキャリアが感じられるラーメン屋さん「麺処ほりばた」。ラーメン好きの方で、こってりしたラーメン以外が食べたくなったら、是非足を運んで頂きたい素敵なお店です。
「麺処ほりばた」
〒532-0005 大阪府大阪市淀川区三国本町3丁目27-8