ルアーの根がかりが激減!本当に効果的な根がかり対策6選
4月10日から 「釣りの知恵袋」なるフィッシュがLINE公式アカウントで配信スタート!
釣具のレビューや釣果がアップする釣りの知識、釣りに関する面白いトピック等の記事を、毎週水曜日の18時00分にお届けします。
ぜひ、友だち追加してご覧ください!
<友だち追加の方法>
■下記リンクをクリックして友だちを追加してください
LINEアカウントメディア(外部リンク)
※本リンクはYahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。
釣りをしていると誰もが1度は経験したことのあるであろう根がかり。
特にルアーフィッシングだとルアーをロストすると金銭的にもダメージがありますし、環境面でも水中に糸やルアーを残さないために、なるべく最小限に抑えたいもの。
そこで今回は、根がかりの仕組みや効果的な対策方法について紹介します。
針だけじゃない!?意外と知らない根がかりの仕組み
根がかりを減らすためには、まず根がかりの仕組みについて知ることが大事。
根がかりといえば一般的には針先が水中の障害物を拾って根がかりするものだと思っている方はいないでしょうか?
確かに針による根がかりも多いのですが、筆者の経験では
- 針が障害物に引っかかる
- ルアーのボディが岩に挟まる
- ラインが障害物に絡まる
といった、針以外での根がかりもかなり経験しています。
たとえば下の写真のようなゴロタのエリアでは
針先が岩に引っかかることも当然よくありますが、それと同じくらいルアーのボディが岩に挟まることで根がかりしています。
フックが引っかかった場合は強引に引っ張って針を伸ばして回収できるケースもあるのですが、ルアーのボディやラインが牡蠣殻などの障害物に絡むパターンは、回収の際にラインが切れてしまうことが多いです。
効果的な根がかり対策は?
ここからは効果的な根がかり対策について紹介していきます。
対策① シングルフックへの変更
一つ目の対策はシングルフックへの変更です。
トレブルフックからシングルフックに変更することで、針の数が減って根がかりがしにくくなります。
こちらのルアーは渓流釣りなどで使用していましたが、シングルフックに変更することで根がかりは確かに軽減されましたし、魚がかかりにくいと感じることも意外とありませんでした。
ただしゴロタなどの相当根が荒いところでは普通に根がかりするので、効果を期待しすぎるのは禁物です。
対策② フックの強度を下げる
二つ目の対策はフックの強度を下げることです。
釣りでは同じサイズのフックなら強度が高い方が好まれる傾向にありますが、根がかり対策の観点ではある程度弱いフックを使うことも非常に有効です。
なぜなら根がかりした時に
フックを伸ばして回収するという荒業ができるようになるから。
フックはダメにしてしまうのですが、ルアーやラインなどは無事で済むことがあるので、釣り人・環境ともにダメージは少ないです。
ただしあまり弱いものを使うと大物がかかった時に伸ばされてしまうというデメリットがあります。
対策③ ラインとリーダーを強くする
3つ目はラインとリーダーを強くすることです。
ラインとリーダーが強いと、根がかりした時に
牡蠣などの障害物を強引に引き抜いてルアーを回収できることがあります。
先ほどのフックの強度を下げる対策と組み合わせることで、より効果を高めることができます。
対策④ 高浮力のワームを使用する
4つ目の対策は、高浮力のワームを使用することです。
通常、ワームは塩化ビニル樹脂でできているものが多く、これらは水に沈んでしまいます。
ですがエラストマー素材でできたワームは水に浮く性質があり
水に沈めてもワームが水に浮こうとするため、針先が常に持ち上がり障害物を拾いにくくなるというメリットがあります。
エラストマー素材のワームはそれほど多くないのですが、個人的にはニッコー化成のヘビトンボがチニングでオススメです。
ヘビトンボの詳しい使用感については以下の記事で紹介しています。
対策⑤ ワイヤーガード
5つ目の対策はワイヤーガード付きのアイテムを使用することです。
ワイヤーガードとは下の写真のように
ワイヤーによってフックやシンカーが岩をすり抜けやすくするためのアイテムです。
先日、ジャッカルのボトムスイッチというアイテムを使用したのですが、確かにゴロタで使用した際に根がかりの数が激減したので、ゴロタで釣りをする時の対策としては非常に優秀であると言えます。
ボトムスイッチの詳しい使用感については下の記事で紹介しています。
対策⑥ 針先を隠す
6つ目の対策は針先を隠すことです。
ワームをジグヘッドにセットすると写真のように針先が露出してしまうので
針先が障害物を拾いやすくなって根がかりしやすくなります。
ですがオフセットフックを使用することによって
針先をワームの内部に埋め込むことができるので、根がかりがしにくくなります。
針先を隠すことにより、テトラポッドなどの障害物の際を通すときのすり抜け性能がアップします。
今回はルアーが根がかりする仕組みや、効果的な対策を6つ紹介しました。
釣りには根がかりがつきものですが、同時に根が荒いところは魚が釣れやすい条件の揃った場所であることも多いので、ぜひ攻略の参考にしてみてはいかがでしょうか?