クリスマス時期に見かける赤と緑の植物。実は寒さに弱かった!管理のコツをプロが解説
こんにちは!
ガーデニングコーディネーターのみゆきです。
12月、クリスマスムードで溢れてなんだかワクワクしますよね。
園芸店では、ポインセチアがたくさん並んでいます。
ポインセチア=クリスマスというイメージですが、実は寒さにめちゃくちゃ弱いんです!
この記事では、クリスマス頃によく見かけるポインセチアについて解説しました。
ポインセチアが寒さに弱い理由は原産地
ポインセチアはクリスマス向けに売られているので、寒さに弱いというのは意外ですよね!
なぜポインセチアが寒さに弱いかというと、メキシコが原産地だからです。
ポインセチアは熱帯植物なんです。
ポインセチア=クリスマスとなった歴史
ポインセチアは、メキシコでは「ノチェ・ブエナ」と呼ばれています。
ノチェ・ブエナは、「クリスマスイヴ」という意味です。
「ポインセチア=クリスマス」のイメージは、日本だけではないのです。
なぜポインセチアがクリスマスに紐づけられたかというと、色と形が理由です。
- 赤…キリストの血(=犠牲的な愛)
- 緑…永遠
- 白(樹液)…純潔
- 上から見た形…ベツレヘムの星
ベツレヘムの星は、キリストの誕生を知らせた星のこと。
ポインセチアは、クリスマスにピッタリすぎるくらいな植物だったのですね。
そんなポインセチアは明治時代に日本に渡ってきました。
今ではすっかりクリスマスの定番の植物として定着しました。
ポインセチアは冬の屋外NG!管理のコツ
ポインセチアは寒さに弱いため、冬に屋外で育てるのはNGです。
寒さで枯れてしまいます…。
冬は屋内に入れてくださいね。
日光が大好きな植物なので、日中は明るい窓辺におきましょう。
夜に冷え込む場合は、冷気が当たらない場所に移動します。
春〜秋は、屋外に出すことも可能です。
ただし、真夏の直射日光が当たらないように気をつけてくださいね!
まとめ
クリスマスのイメージが強いポインセチアが寒さに弱いということについてご紹介しました!
「観葉植物」として楽しんでみてくださいね。
ポインセチアをお部屋に飾っておくと、クリスマスの雰囲気が出せます。
ぜひ育ててみてくださいね!
●ポインセチアの詳しい育て方は、こちらの記事で紹介しています。
>ポインセチアの育て方
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