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【札幌市中央区】大丸札幌店に、目利きショップ「小樽百貨UNGA↑」の逸品が来た!3月21日まで

ゆべーる地域クリエイター(札幌市)

札幌暮らしがすっかり長くなってしまった私ですが、元々小樽生まれ。ですから小樽のショップ情報にもアンテナを尖らせています。

そんな中、3月21日まで大丸札幌店の7階催事場で開催されている「HOKKAIDO いいモノいいコトマルシェ vol.19」に、少し前から注目していた小樽のセレクトショップ、「小樽百貨UNGA↑(うんがぶらす)」が出店していると聞いたので行ってみました。

「小樽百貨UNGA↑」は旧小樽倉庫の歴史的建造物の中央に位置しています
「小樽百貨UNGA↑」は旧小樽倉庫の歴史的建造物の中央に位置しています

今回、私が特に注目しているのは、海鮮の旨味が濃厚に詰まっている、各種の缶詰「北海美味撰 HOKKAI KAN」シリーズ(390〜540円 税込)です。

小樽店内にて撮影
小樽店内にて撮影

え、単なる缶詰?と思うことなかれ。その中身を担当するのは、根室の評判の高い水産加工業者マルユウ。それぞれ厳選した素材を、一番旨さが引き立つシンプルな味付けで、閉じ込めたものばかり。それを小樽北運河のシンボルである北海製罐小樽工場とコラボして、レトロデザインの缶詰に詰めました。

例えば「真だらこ醤油煮」。缶を開けると、いわゆる普通のたらこ(すけそうだらの卵)ではなく、昔は北海道の家庭でよく作っていた、ほぐしたまだらの卵をたっぷりの出汁醤油と味醂と酒で漬け込んだものを、醬油煮の形で再現してみたものです。

早速、頂いてみました。

キャビアのようにも見える立派な粒にしっかり味が染み込んでいます。

これは、日本酒と良く合う!最強のフードペアリングの一つかも知れません。

この他にも、昆布、さんま、いわし、ニシンなどのおいしそうな缶詰が勢ぞろい。

全て試してみたい!

缶詰の他にも昆布や帆立の加工品などシーフードは「北海美味撰」、ユニークな瓦タイプのバウム(1,080円 税込)などのスウィーツは「小樽美味撰」としてシリーズ化していて、気の効いた贈答品に使えそうなお菓子や海産物がたくさんあります。

ところで、こちらのショップで取り扱う商品の産地は、北海道以外にも北陸や瀬戸内などがありますが、東京産のものはありません。

なぜでしょう?店舗を運営されている髙橋さんと白鳥さんに聞いてみました。そうすると小樽の歴史への深い尊敬があったのです。

この「小樽百貨UNGA↑」は、かつて小樽に繁栄をもたらした「北前船」が寄港した港町から来た商品であれば扱う、というユニークな目利きのコンセプトで商品をセレクトしているそうです。

北前船はかつて小樽や函館を経由して、日本海を下り北陸や山陰を経由して瀬戸内海を通り大阪まで結び、海産物や砂糖や米を運んでいました。その北前船を現代に蘇らせたいという思いが、このショップをやろう!と決めた原動力とのこと。

小樽店内にて撮影
小樽店内にて撮影

小樽店内にて撮影
小樽店内にて撮影

札幌ではあまり見かけない、面白い逸品が見つかるかもしれません。個性的なプレゼントを探しているのであれば最適なショップかも。今ならわざわざ小樽に行かなくとも、連休の最終日3月21日まで「HOKKAIDO いいモノいいコトマルシェ vol.19」が開催されていますので、札幌駅エリアに来た時には、ちょっと寄ってみてはいかがでしょうか?

もちろん、このイベントには他にも面白そうなショップがたくさん出店していますので、この週末に大丸札幌店の7階の催事場に行ってみる事をおすすめします。

■大丸札幌店

住所: 札幌市中央区北5条西4丁目7番地

電話: 011-828-1111

営業時間:午前10時〜午後8時

定休日:無休

「HOKKAIDO いいモノいいコトマルシェ vol.19」

期間:3月16日〜3月21日

営業時間:午前10時〜午後8時

ただし最終日3月21日のみ午後6時まで

会場:7階催事場

■小樽百貨UNGA↑(うんがぷらす)/ 連絡先

住所:小樽市色内2丁目1番20号

電話:0134-65-8150

営業時間:11:00~18:00(年末年始休業・臨時休業あり、事前にご確認ください)

公式サイトはこちら

地域クリエイター(札幌市)

通訳案内士(全国&札幌)、そしてライターや日本遺産炭鉄港、日本遺産候補小樽、サッポロコンシェルジュのガイドとして、いつも札幌市内の出来事やおすすめ情報を探しに歩いてます。最近、少し鉄気味。交通ネタや都市インフラに興味が行きつつあります。サイダー(シードル)大好き。ホルン(フランス式ピストン)とテナーホーン吹き。

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