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出掛ける前からジャズ気分:B-HOT CREATIONS@横浜DOLPHY

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

●公演概要

5月1日(水) 開場18:30/開演19:30

会場:横浜 Jazz Spot DOLPHY(ドルフィー)

出演:B-HOT CREATIONS<加藤真一(ベース)、Nobie(ヴォイス、ヴォーカル)、太田朱美(フルート)、田中信正(ピアノ)、斎藤良(ドラム)>

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ラスト・ライヴは怒涛のオリジナル攻撃

KATO SHINICHI.net - 加藤真一 OFFICIAL SITE -
KATO SHINICHI.net - 加藤真一 OFFICIAL SITE -

「無期限活動休止」「最後のライヴ」

加藤真一のオフィシャル・サイトのトップ・ページに、こんな表記があったので、ビックリしてしまいました。

加藤真一オフィシャル・サイト

ボクがB-HOT CREATIONS(ビー・ホット・クリエイションズ)の取材をしたのはちょうど1年前のこと。7年ぶりにリリースされる2枚組のライヴ盤についての話を、リーダーの加藤真一と、新メンバーの太田朱美に聞いて原稿にまとめました。

なかなかスケジュールが合わなくてライヴを観に行く機会を逸していたところへ飛び込んできたこのニュース。

10年以上続いているバンドはかなり珍しいため、ボクも「いつかは見ることができる」と油断していたのかもしれませんが、この機会を逃してはなりません。

なんといっても、メンバーの組み合わせが異常です。加藤真一曰く「はみ出し者を集め、真っ正直に標準的な器に盛ろうという奇っ怪な試みがB-HOT CREATIONSである」のとおり、なにが飛び出すのか予測できないのがこの面々。

昨年のアルバムもかなりホットな内容でしたが、見納めとなるステージはさらにヴォルテールが上がるに違いありません。

怖いもの見たさこそ、ジャズの基本(本当か?)。横浜のなかでもディープと言われる野毛にある老舗のジャズ・ライヴハウスで、バンドの最後を見届けるのもまた一興だと思いませんか?

B-HOT CREATIONS(ビー・ホット クリエイションズ)

ビーホットでは、加藤のオリジナルをメインに、個性的なサウンドを目指して日夜がんばっております。

売りは個性的なメンバーによる、個性的なインプロビゼーション。楽曲がまた個性的。

ポップになっても、フリーになっても平気なバンド。20歳代-30歳代-40歳代という三世代ミックス。

出典:プロフィール|Jazz Page

♪B-HOT CREATION 加藤真一(bass). 2011.11/5

♪B-HOT CREATIONS 1-3

では、行ってきます!

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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