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浦和レッズは首位横浜に4失点で敗戦を喫する

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治安田生命J1リーグ第33節。浦和レッズはアウェイ日産スタジアムに乗り込んでの横浜F・マリノスとの一戦に挑んだ。横浜F・マリノスはリーグ優勝を目の前にした状況での試合となった。

試合は立ち上がりの17分。横浜F・マリノスが左サイドからFW水沼宏太のクロスをFWエウベルが押し込んで先制点を決めた。さらに36分、CKの流れからFWエウベルがペナルティーエリアで仕掛けてシュートを放ち、GK西川周作が弾くも、このこぼれ球をFWアンデルソン・ロペスが詰めて横浜が2-0とした。前半はこのまま終了して横浜が2点リードして折り返した。

後半に入り、57分、浦和レッズのビルドアップミスを見逃さなかった横浜が高い位置でボールを奪うと、FWエウベルがゴールを決めて3点目。さらに64分、CKをすらしたボールをFWアンデルソン・ロペスがヘッドであわせて4点目。しかし66分に浦和レッズも反撃。FWキャスパー・ユンカーが大久保智明のスルーパスで裏に抜け出るとそのままゴールを決めて1-4と3点差とした。試合はこのまま終了。浦和レッズは横浜に4失点での敗戦となってしまった。横浜は勝利したものの2位の川崎フロンターレも勝利したため、優勝決定はリーグ最終戦に持ち越されることとなった。

試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「この試合では横浜Fマリノスが我々を上回ったと、ただそこに尽きるかと思います。激しさの部分、球際の部分でも我々が彼らに足りていなかったと思います」と肩を落とした。リーグ優勝を目指した今季は厳しいシーズンとなってしまった。次節はリーグ最終戦となる。有終の美でシーズンを終えることができる試合を期待したい。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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