多肉植物【大きくて可愛いく】育てたいのは欲張りでしょうか?大丈夫!技お教えしましょう!
色とりどりの可愛く大きな多肉植物がベランダやお庭で楽しめたら・・・なんて欲張りかしら?と思うあなたは、多肉植物のことを知っている人ですね。
多肉植物は、大きく育てるのは簡単。可愛く育てるのも簡単。なんですが、大きく可愛く育てるのが難しいんです。
大きくと、可愛くは、全く別の育て方をするからなんですね。ですが、欲張りだとわかっていても、大きく可愛く育ててみたいって夢は私ももっています。
この記事では、大きく可愛く育つ技をご紹介します。
この記事内での大きい「3号鉢以上」、可愛い「紅葉しロゼットが締まっている状態」をさします。
大きくと可愛くは別の育て方とは?
- 大きく育てる:肥料と水やりの回数を増やす
- 可愛く育てる:無肥料で水やりの回数を減らす
全く別ですよね。
多肉植物は、砂漠や高原地帯の雨の少ない地域を原産で、葉に水を蓄えて少しずつ成長するのが特徴です。
葉挿しや小苗まで約半年、直径7センチに成長するには1年かかります。この成長速度で大きく育てるには最低でも3年は必要なんです。
一方、ロゼットが締まり紅葉が鮮やかな状態、可愛い苗を作るのは、
- 肥料がきれている
- 日光がよくあたる
- 水やりを控えている
- 根詰まりしている
この4点のバランスで紅葉し締まった苗を作れます。
相反する2つの育て方、どう攻略していくのかご紹介します。
【多肉植物】を大きく可愛く育てる技
この無謀とも思える欲張りな願い。同時にはあまりにも欲張り(笑)半年かけて作り上げます。
では、順番にお話しします。
- 3月上旬~:一回り大きな鉢に、培養土5:多肉土5の配合土へ植え替え、日当たりと風通しが確保できる場所へ。外注予防にオルトランも。
- 3月下旬~:成長期に入ったら、鉢の1/2を目安に水やりをします。土が完全に乾いたら、水やりを繰り返します。徒長しやすい時期ですので、曇り空が続く時は水やりを中止します。
- 6月下旬~:高温多湿の夏になったら、遮光ネットの下や半日陰で風通しのよい場所へ移動します。根元部分に直接水やりすることで、蒸れを防ぎます。ダニ太郎やオルトランで害虫予防も忘れずに。
- 9月下旬~:残暑も落ち着いた頃、夏に弱った苗に元気を与え秋の成長期に備えます。水に植物用の活力剤を溶かし底面給水します。培養土や肥料は紅葉の色を黒ずませてしまうのでこの時期は控えましょう。
- 10月中旬~:日当たりがと風通しの良い場所へ移動し、鉢の1/2を目安に水やりをします。土が完全に乾いたら、水やりを繰り返します。徒長しやすい時期ですので、曇り空が続く時は水やりを中止します。
- 12月中旬~:気温15度を下回ると成長が緩やかとなります。水やりの回数を減らし苗にストレスを与えます。春と秋の成長期で伸びた根が根詰まりする頃です。植え替えず負荷を与えましょう。
12月中旬頃から、寒さと根詰まりと水を控える事で徐々に葉が内側へ入りロゼットが締まり始めます。緑色だった葉も外側の葉から徐々に紅葉を始めます。
これで大きく可愛い苗の完成です。もっと大きくしたい時は、また春になる頃同じ手順で育てるとまた一回り大きくなります。
さいごに
いかがだったでしょうか?春と秋の成長期は徒長し形が崩れやすい時期です。ついつい水をあげたくなりますが、完全に乾いてから水をあげる、曇りが続く時は中止するに気を付けてくださいね。