ここにアップするお店は、実際にブラブラしてて見つけたり、ネットで先人の方々から教えていただいたり、いろいろなんですが、グーグルマップもよく利用しています。今回のお店は、そのグーグルマップで見つけて、ネットでも情報を探したのですが、お店までの行き方がわからず……。これは実際に足を運ぶしかあるまい、と行ってきましたが、行ってみてもわからず……。なんとかたどり着いたその道のりを紹介します。写真多めですみません。その分、文章少なめにしたいなと思いつつ、スタート。

今回お伺いしたお店は京都市中央卸売市場内にある「京都中央卸売市場食堂」さん。最寄り駅はJR丹波口駅です。卸売市場自体はもうひとつ京都駅寄りの梅小路京都西駅も直結くらいの距離ですが、今回のお店は丹波口駅が最寄り。こちらは東口ですが、ここから南へ向かいます。

しばらく進むとこんなところに。左手の「京都市中央卸売市場 第一市場」ってのが目印になりますね。この角から左（東）を見ると……。

こんな景色になっております。ここまで何ひとつ、どこにも食堂の案内板を見つけられませんでした。なので、知らない人はこの周辺に食堂があることもわからないはず。では、画面中央近く、黒い車の後ろの建物まで行ってみましょう。

こんな感じ。ここまで来ても看板のたぐいが一切ありません（もしあったらすみません）。画面中央右手あたりの進入禁止の標識まで進んでください。

はいここ。標識の横に建物入り口がありますでしょ。

近づいてみました。ここが入り口なのです。絶対、わからん……。実は入り口右側の壁に赤いガムテで貼ってある青い矢印の貼り紙が食堂への道標なのですが、日焼けして色あせてまして、気が付かない可能性高し。

中へ入るとすぐこの貼り紙を発見。「なるほど、新メニューですか」と思うわけもなく「やっと着けそう」という安堵の気持ちでいっぱいです。これは間違いなく食堂のもの。階段を登ってみましょう。

2階踊り場付近にはこの案内が。やっと「市場食堂」の文字を発見しましたよ！ ふむふむ、3階まで上がれという指令ですね。

3階に到着すると、おお！ 案内が出てる。わかりにくいですが、突き当りには同じ案内板で右へ行くように指示が出ております。やっとたどり着いたわ～、と思ったら。

んギャー！ どこにお店があるんですか～！！ とりあえず廊下を進んでみます。

突き当り少し手前辺りにこの表示！ でも入り口っつーにはシンプルすぎやしませんか？ そしてすぐ先に何か赤く見えてますが……？

やっと着きました！ ここが入り口です。赤かったのは営業中の提灯だったんですね。しかし、知らんかったら絶対たどり着かんな、これはマジで。

中に入ったら、まず券売機で食券をどうぞ。拡大していただいたらわかるかと思うのですが、メニューがどれも安い！ かけうどんは250円、丼類はほとんどが500円、なかには「はいから丼」370円ってなメニューも見られます。行ったときは紙幣が使えなかったので、すぐ横の両替機で両替してから食券を買いました。今回は事前にネットで見ててとてもおいしそうだったカルビ丼500円に卵70円トッピング、そして小うどん150円（安ッ！）にしてみましたよ。

食券をこちらのカウンターに出します。ここでスタッフの方から「大盛りできますけど」とありがたいお声が。カルビ丼500円っちゅーだけでも破格なのに、同じ値段で大盛りもできるなんて、そんなの申し訳無さすぎる！ と思いつつ、「お願いします」と気持ちとは裏腹な言葉が飛び出しちゃうアタス、嗚呼、食欲って罪ね……。ちなみに小うどんについても「そばもできますけどどうします？」とお声かけいただきました。いや～ありがたい。食券渡したら、番号札を受け取ってくださいね。

店内はこんな感じ。お伺いしたのが14時を回っていたので、ゆったりとしてますが、ピークタイムには大混雑なのではないでしょうか。

番号を呼ばれて、取ってきましたよ！ 改めてカルビ丼、生卵トッピングに小うどんです。しめて720円って安すぎる～。そうそう、うどんと黄身に一味がかけられてますが、これはうっかりかけちゃっただけで、最初は何もかかってませんからね、あしからず。

カルビもたくさん使われてまして、これが卵抜きだと500円とは思えません。しかもご飯大盛りにしてるから、ものすごいボリューム。お味は焼肉のタレ風といいますか、しっかり系でご飯がドドドンと進む味。天かすがのってる小うどんと合わせて、お腹パンパンになりました！

今回の「京都中央卸売市場食堂」さん。行く前は「行ったらなんとなくわかるはず」くらいの軽い気持ちだったんですが、市場内へ入ると関係者ではないという緊張感も手伝って、「ふ、不審者っぽくなってないかしら」とドギマギ。しばらく歩いてもまったくわからず、たまたま通りかかった関係者っぽい方に聞いて、やっと場所がわかったのです。それも今回紹介したのは、あとから確認したわかりやすい行き方で、アタスはさらにもうふた迷いくらいしてやっと着いたという……。でもこれを見れば、多分迷わずたどり着けるはず。安くてボリュームたっぷりのこちら。気になった方はぜひどうぞ！