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【犬との生活】しつけの罠!循環論にハマってませんか?【犬のしつけ】

こんな風に思ってない?

困ったことの問題の原因ってなんだと思いますか?

『怖がりなのはビビりだから』

『言うことを聞かないのは頑固だから』

『気が強いから扱いづらい』

こんな風に思っていたり、見聞きしたことはないでしょうか?

その考え方、この記事で卒業しましょう!

循環論とは

「 ○○な理由は△△だからだ」

事実かわからないのにも関わらず、根拠を決めつけた理論展開を

循環論

と言います。

循環論とは

「△△なのは○○なせい」

などが無限ループする

結論の出ない間違った論法です。

循環論の例

「怖がりなのはビビりだから」

「ビビりだから怖がる」

循環論に潜む罠

循環論は人間に使われる場合によく

個人攻撃の罠

と呼ばれます。

例えばこんな流れです↓

〈なぜミスが多いのか〉

〈ミスが多いのはやる気がないからだ〉

〈やる気を出さないのが悪い〉

こんな調子で問題解決ではなく、

個人を攻撃すること

に繋がりかねません。

それ、愛犬のせい?

わんこの場合、特に個人(個犬?)攻撃にさらされやすいように思います。

「気が強いから言うことを聞かない」

「人を下に見ているから噛む」

「無視が効かないなんて我が強い」

こんな言葉をよく見聞きしますが、

相手にだけ責任を押し付けている

だけで、なんの建設性も感じません。

勝手に決めつけちゃダメ

わんこの場合、特に循環論に落とし込もうとする風潮が強いように感じます。

獣医さんやトレーナーさんから

「この子は特別気が強い」

など言われたかたはいませんか?

「○○だから」はもっともらしい理由に聞こえるかも知れませんが

勝手にジャッジをする時点から問題で、そのもっともらしい理由は問題の原因や問題になり得るものではありません。

決めつけてもうまくいかない

「気が強い」「頑固」などレッテルを貼ることでうまくいくなら良いですが、 個人的にはそれでうまくいったのを あまり見たことがありません。

大概の場合は

「気が強いからしっかりしつけなきゃ」

など必要以上に厳しくしたり、悪循環に陥ることも多いです。

自分が勝手に決めつけられたら嫌ですよね?

それを愛犬にしないで下さい。

循環論をやめるのはその子を見ること

循環論を卒業しても、目の前の問題が即解決する訳ではありません。

でも決めつけず向き合ってくれる飼い主さん と暮らせる子は幸せだな、と思います。

原因だと思っていた『○○だから』という理由(?)には大概の場合、別の真の原因があります。

決めつけて見ると原因を見落とします。

そして決めつけは他者と比較しその子の良さも見落とすものだと私は感じます。

《叱らずほめる!愛犬の育て方》教えます! 世界基準のドッグトレーナー資格CPDT-KAと愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのスペシャリストです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート! フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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