釣りをするなら知って欲しい!釣り人が語る「釣りに潜む危険」とは?
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釣りは海や川、湖など様々な水辺で楽しめる人気のアクティビティですが、自然相手ということで身近なところに思わぬ危険が潜んでいるもの。
そこで今回は釣り人である筆者が、釣りを10年以上続けてきた中で釣りで危険だと感じるシチュエーションについて紹介します。
ぜひ釣り人の方や、これから釣りを始める方は参考にしてみてください。
その① 転倒・落水
一つ目が釣りでは転倒・落水です。
恐らく釣りで最もメジャーな危険ということで多くの方が気を付けているものの、警察庁の「令和5年における水難の概況等」の資料によると、令和5年の水難事故1,392件のうち死者・行方不明者が743人で、そのうち177人(23.8%)が魚とりや釣りに起因するものだそうです。
筆者も実際に釣りをしていて危険を感じた瞬間はあるのですが、例えば画像のような岩場のポイント。
ただでさえ岩の上は不安定で転びやすいのですが、岩が濡れている場合や、岩の上に苔や海苔が生えている場所は専用の靴がなければ簡単にズルっと足を滑らせてしまいます。
特に釣りでは足元が濡れていることも珍しくないので
- テトラポッドの上に乗って釣りをする
- 水の中に立ちこんで釣りをする
- 磯で釣りをする
といった場合は、必ず専用の道具を整える必要があります。
また釣りをしている以上、落水のリスクはつきものなので万が一に備えてライフジャケットを着用するようにしましょう。
その② 体に針が刺さる
二つ目が、体に針が刺さることです。
想像するだけでぞっとする事故ですが、筆者の身の周りでも手や頭に針が刺さるという出来事は度々耳にしています。
針が刺さりやすい瞬間としては釣り上げた魚から針を外すときで
この状態で素手で魚の口から針を外そうとすると、魚が暴れて針が手に刺さる危険があります。
魚から針を外す際は画像のように、フックリムーバーやプライヤー等のアイテムを使用して外するのが望ましいです。
その③ 魚に噛まれる・刺される
3つ目は、魚に噛まれる・刺されることです。
釣りでは鋭い歯を持つ魚、ヒレに毒を持つ魚など危険な魚が釣れることも珍しくありません。
上の写真の魚はタチウオなのですが、筆者も過去にタチウオに噛まれて血が出たことがありますし、ウツボは刃が鋭い上に顎の力も強いので、噛まれて手を縫うほどの怪我をしたという事例もあるようです。
その④ 危険生物の遭遇
4つ目が危険生物の遭遇です。
実は釣りでは身の周りに危険生物が潜んでいるもので、筆者も過去に北海道で釣りをしていた時には運転中にヒグマに遭遇するなど、危険な体験をしたことがあります。
また他にも
- オオスズメバチ
- マムシ
- エイ
- イノシシ
といった危険生物に遭遇することもあり得るので、釣りをする際には野生動物に遭遇することも想定しなくてはなりません。
今回は筆者が釣りで危険だと感じるシチュエーションを4つ紹介しました。
紹介したもの以外にも釣りで危険なシチュエーションはあるのですが、やはり釣りは自然相手のアクティビティということで身近なところに危険が潜んでいるので、釣り人の方やこれから釣りを始める方は参考にしてみてはいかがでしょうか?