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【熱海】レモンいっぱいの初島へ!テラスレストラン〈ENAK〉のレモングルメを楽しむ!

Momo*Kinariフリーライター/編集

熱海港から約30分で到着する初島は、静岡で唯一の有人島です。一年を通じて温暖なこの島は亜熱帯の植物が群生し、まるでアジアのリゾート地のような雰囲気が漂っています。そんな初島で味わえるレモングルメをご紹介!

首都圏から一番近い離島「初島」に到着!

イルドバカンスプレミア
イルドバカンスプレミア

高速船に乗船し、景色を眺めていたらあっという間に初島に到着。

現在、初島ではレモンで町おこしが行われ「初島レモンまみれ」が開催されています。

ところで、なぜ初島でレモンなのかというと、実は日本のレモン発祥の地は「熱海」といわれており、明治初期に熱海を訪れた外国人が、食事に出されたレモンの種を庭にまいたのがきっかけだそう。

イルドバカンス3世号
イルドバカンス3世号

その時に育ったレモンの古木が2023年11月に初島に寄贈され、〈アジアンガーデン R-asia(アールエイジア)〉に植樹されています。

よく見るとカラーコーンや看板がレモンカラーになっています(笑)

SNS映えするレモンのフォトスポット!

島内のいたるところに、レモン色のフォトスポットが続々と登場。

青空に映えるビビットなアートがSNSでも話題になっています。

船を降りて〈アジアンガーデン R-asia〉までの道のりに、レトロな「初島駅の看板」や「きいろいポスト」が見つかります。

写真を撮りながら、のんびり島歩きを楽しんで!

〈アジアンガーデン R-asia〉の入り口。ここから有料です
〈アジアンガーデン R-asia〉の入り口。ここから有料です

〈R-asia〉内には、大きなレモンのオブジェや「空と海とブランコ」の“初島レモンバージョン”なども設置されています。

ドーンと大きなレモンのオブジェは後ろの台に立って撮影できる。
ドーンと大きなレモンのオブジェは後ろの台に立って撮影できる。

ブランコを正面に見た左側に、レモンの古木が植樹されています
ブランコを正面に見た左側に、レモンの古木が植樹されています

また、美術家フランキー・スィーヒさんとゲストが一緒に描いた『Lemon Paradise―レモン・パラダイス―』は、大きな壁にたくさんのレモンをペイントしたウォールアート。

初島の青い空と弾けるようなレモンのイラストはみているだけでも元気になれます。

門の向こうは大海原!
門の向こうは大海原!

『空に続く、檸門』は、青い空へと続くかのような黄色い階段。黄色のゲート「檸門」の向こうには青い海の絶景が!

思わずヤッホー!と叫びたくなっちゃうほどの絶景です。

【アジアンガーデン R-asia】
・静岡県熱海市初島 PICA初島内
・0557-67-2151(PICA初島)
・9~17時(季節変動あり)
・木曜(夏季は無休)
・入園料:大人950円 小人:550円
※「R-Asiaセット券(往復乗船券+R-Asia入園券)」3400円(通常3790円)などお得なセット券も販売

テラスレストラン「ENAK(エナ)」でアジアンリゾート気分!

〈アジアンガーデン R-asia〉内にあるテラスレストラン〈ENAK(エナ)〉は、アジアンリゾートホテルのような空間の中で、アジアンフードやドリンクが楽しめます。

テラス席では、心地よい海風に吹かれながら新鮮なシーフードのBBQも味わえます。

“酸っぱ美味しい”レモンメニューも登場!

熱海市が“レモン栽培国内発祥の地”として広まるようにPRするため、静岡県立熱海高校と共同プロジェクトで誕生したレモンメニューが登場。

特に目を引くのが「初島バーガー」(1,200円)。

青いバンズに驚く人もいると思いますが、これがまた絶品。

揚げたてのサバの唐揚げやさつま揚げ、チーズにレモン風味のタルタルなど、ボリュームタップリなハンバーガーになっています。

「サラダチキンレモン麺」(1,000円)
「サラダチキンレモン麺」(1,000円)

「スパイスレモンカレー」(1,300円)
「スパイスレモンカレー」(1,300円)

その他にも、薄切りレモンを敷き詰めた「サラダチキンレモン麺」(1,000円)や「スパイスレモンカレー」(1,300円)もおすすめ。

ドリンクやデザートもレモン!

レモンの実をふんだんに使いブルーのソーダゼリーが涼し気な「ハチミツレモンパフェ」(1,000円)、「リモンチェッロトニック アルコール」(750円)も甘酸っぱくてとっても爽やか。旅の疲れも吹き飛びますよ!

【テラスレストラン「ENAK」】
・静岡県熱海市初島 PICA初島内
・0557-67-2151(PICA初島)
・11:00~16:00(LO 15:00)
・木曜休
※利用には別途アジアンガーデンR-asiaの入園料が必要

たっぷり歩いて汗をかいたら「温泉」へ!

島歩きやグルメを楽しんだあとは、日帰りで楽しめる温泉施設〈海泉浴 島の湯〉へ。

お湯は海岸の地下40mから汲み上げた井戸水を沸かしたもので、海水がゆっくりと島に浸透する間に海水以上の多量のミネラル分(ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウムなど)が溶け込んでいます。

湯船に浸かりながら眺める大海原は最高!

島だから実現できた海岸線ぎりぎりの露天風呂を満喫できます。

次の休日は、レモンと青い空、そして絶景の露天風呂でリフレッシュしてみてはいかが?

【海泉浴 島の湯】
・大人(中学生以上)900円、小人(3歳~小学生)600円
・フェイスタオル販売:1枚 400円、バスタオルレンタル:1枚 300円
・10:00 ~ 21:00(季節により変動有)
・木曜休
※アジアンガーデンR-Asia入園料は別。

フリーライター/編集

ライター・エディター。東京在住。Webや雑誌、旅行ガイドブックで撮影・執筆。国内外でグルメや観光スポットを取材。たまに料理やモノづくり、イラストの仕事もしています。

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