なぜ直火禁止なのか?キャンプ初心者の素朴な疑問を考えてみた。
なぜ直火って禁止なんだろう?
はじめてソロキャンプで「直火禁止」の看板を見た時に素直にそう思いました。
これまで数十のキャンプ場に足を運びましたが
そのうち直火ができるキャンプ場は2つだけ!
つまり私が行った大半のキャンプ場で直火が禁止されてました。
↓直火がOKだったキャンプ場で撮影した動画
キャンプ場が禁止する理由は主に次の3つだと考えられる。
①自然へのダメージ
キャンプ場が芝生サイトの場合
直火は、地面で焚火をすることなので芝を焼いてしまいます。
それを丹精込めて芝の手入れをしているキャンプ場の管理人が許すはずがない!ですね
また、芝サイトではなく一見何もない地面でも
地中では木の根が通っている場合もあるので
直火の熱が木の根に伝わりダメージを受けて、木が枯れてしまいます。
②火災のリスク
焚火台の上というある程度限定された中であれば
燃え残った炭なども処理しやすいですが
直火は地面に燃え残った炭を残らず処理するのが難しい。
地面の上で炭と石が混ざってわからなくなってしまったり
砂に炭が隠れて消火を意図せず怠ってしまう恐れがあります。
炭は驚くほど長時間燃え続けることもあるので
利用者が帰宅した後もしばらく燃焼を続け、枯草などに引火して火災に繋がる可能性があります。
③景観の破壊
直火の後は炭と灰で地面が黒くなってしまうので
炭を残らず除去して、埋め戻さなくてはなりません。
そうしなければサイト一面直火の跡だらけになってしまい
次の利用者は気持ちよく利用することができません。
直火がOKのキャンプ場でもマナーの悪さが原因でNGになってしまうケースもある。
ワイルドな非日常をより感じることができる、貴重な直火OKのキャンプ場を守るためにも
自然を傷つけることなくキャンプ場のルールの中でマナーを守り直火を楽しんでいきましょう!
皆様に役立つキャンプ情報を発信していきます。この記事がすこーーーしでも良いと思ってくださった方はプロフィールからぜひフォローをお願いします!