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ホイップクリームで昭和レトロ気分とカロリーアップ☆☆

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

街中でみかける喫茶店やカフェもホイップクリームを使った飲み物をよくみかけるようになりました。「おしゃれで美味しそう!」外出する機会のある自分はご褒美に購入することはありますが、わが家の介護メンズは病院以外外出できる状態ではない。

そこで私のおすすめするのは自宅で簡単にできるホイップクリームを使った飲み物のご紹介!我が家の介護メンズの1人は昭和前半の生まれ。なので、流行りの飲み物よりも「ウィンナーコーヒーがいい!」というので、わが家では「おうちで昭和レトロな飲み物」として「ウィンナーコーヒー」を作って飲んでいます。

ウィンナーコーヒーは、肉加工品の「ウィンナー」が載っているコーヒーではなく、一般的にコーヒーの上にホイップクリームを浮かべたものを指します。ウインナーコーヒーはオーストリアが発祥とされるコーヒーの飲み方です。ウインナーコーヒーは、オーストリアの首都・ウィーン(Wien)が発祥といわれています。ウインナー(Wiener)は「ウィーン風の」という意味のため、ウインナーコーヒーはそのまま「ウィーン風のコーヒー」という意味になります。しかし名前は「ウィーン風」であるものの、日本でのみ使われている呼び方であり、現地ウィーンにウインナーコーヒーというメニューは存在しないようです。

そして、オススメしたい点は「ホイップクリームに含まれるカロリー」です。ホイップクリームは様々な商品があるので一概には言えませんが1絞りが約10グラム。エネルギーは22キロカロリーあります。(詳細を知りたい場合は商品パッケージに書いてある栄養成分表を確認することをおすすめします。)

ブラックコーヒー180mlあたりのエネルギーは約7キロカロリーなので、これにスティックシュガー1本入れると約12キロカロリーです。これにホイップクリームを1絞りトッピングするとウィンナーコーヒー1杯で41キロカロリー摂る事ができます。食欲が落ちていても、目先を変えた飲み物でエネルギーの摂取量を増やすことができますのでおすすめです。また、コーヒーだけでなく紅茶にいれてロイヤルミルクティーにして飲むのもおススメです。もちろん、1絞りではなく贅沢にたっぷりと入れるのもOKです。ただし、たっぷりとホイップクリームを使ったらお砂糖は控えましょう。甘すぎて飲みにくくなってしまいます。

でも「ウィンナーコーヒーのためだけにホイップクリームを買っても使いきれない」という方もいると思います。そこでおすすめなのがホイップクリームを絞って冷凍することです。方法はとても簡単です。

①急速冷凍しやすいように、金属製のトレーを用意します。

②絞ったホイップがくっつかないように、クッキングシートを敷きます。

③余ったホイップクリームを好きな形に絞ります。ラップでぴっちりと覆い、冷凍します。使いたい時にはトレーから剥がせばOKです。3週間ほど冷凍保存可能で、使用する時はそのまま温かいコーヒーや紅茶に入れれば美味しく頂けます。

これからクリスマス商戦でホイップクリームをスーパーなどでみかける機会も多くなります。ぜひ、ケーキだけに使うものと思わず飲み物に入れて寒い冬を乗り越えましょう。

※ホイップクリームの原材料は「牛乳」で、アレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。乳製品アレルギーのある方は接種には十分注意してください。

※「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。また、エネルギーの制限をされている方も一度、かかりつけの医師や訪問看護さん等医療関係者にご相談してくださいね。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

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