源泉かけ流しの温泉ばかり!「絶景露天風呂」5選(関東周辺編)
朝、寒さで布団から出るのが億劫になったら、温泉の季節到来である。
温泉の醍醐味のひとつといえば、露天風呂から望む開放的な眺望である。温かい湯に包まれながら、絶景を眺めることは究極のリラックス効果をもたらす。これからの季節は雪見風呂も楽しめる。
しかも、その湯の質が高ければ言うことはない。具体的には源泉かけ流しの湯船であれば、それこそパーフェクトな「絶景温泉」の完成だ。
そこで今回は、関東周辺エリアに絞って源泉かけ流し&絶景の温泉を5カ所選びたい。
四万温泉・四万たむら(群馬県)
上州を代表する出湯のひとつ四万温泉は、湯量豊富でほとんどの宿が源泉かけ流し。温泉街に沿って流れる四万川の渓谷美も魅力だ。多くの宿が渓流沿いの露天風呂をもつが、室町時代創業の老舗「四万たむら」は滝と川を見下ろす露天風呂が絶景だ。7本の自家源泉、7つの浴場があるので、宿泊してゆっくり湯巡りを楽しみたい。温泉街にある共同浴場「御夢想の湯」「上の湯」「河原の湯」は無料で入浴できるので、こちらの湯巡りも楽しい。
網代温泉・平鶴(静岡県)
熱海温泉の南に位置する旅館「平鶴」は、地元で水揚げされた海の幸が自慢の温泉宿。露天風呂は海にせり出すようなつくりで、湯船に浸かりながら相模湾を一望できる。まるで海に浮かんでいるかのようだ。夜は、漆黒の先に対岸の灯りがぼんやりと輝き、天を見上げると星空がキラキラと輝く。
万座温泉・日進舘(群馬県)
標高1800mに位置する万座温泉は乳白色の湯が名物。硫黄成分の含有量が日本一の温泉としても知られる。万座温泉の湯船は基本的にいずれも濁り湯で、乳白色が映える開放的な露天風呂をもつ宿が多い。なかでも旅館「日進舘」の極楽湯は眺望抜群の絶景温泉だ。雪の季節の濁り湯も美しい。
宝川温泉・汪泉閣(群馬県)
宝川温泉の一軒宿「汪泉閣」は、計470畳の広さを誇る巨大な4つの露天風呂が人気。映画『テルマエ・ロマエ』の舞台となった渓流沿いの露天風呂は、関東屈指の絶景温泉でもある。風情あふれる岩風呂は、まさに日本のザ・露天風呂といえる美しさ。新緑、紅葉、雪など季節ごとに違った景色を見せてくれる。湯浴み着の利用可。女性専用の露天風呂もある。
式根島・松が下雅湯(東京都)
東京から高速ジェット船で約3時間。島内には4カ所の温泉があり、そのうち3つが海岸に面した野趣あふれる露天風呂。「松が下 雅湯」は海を見ながら気軽に入れる人気の絶景露天風呂。緑色に濁った本格的な温泉は源泉かけ流しだ。水着着用OKなので、男女で混浴できる。大海原を望める昼間はもちろん、離島ゆえに夜の星空もきれいだ。
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