【多肉植物】ジュレ焦げ発見!遮光ネット本当の正しい設置法を見直すきっかけに
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
夏本番!耐えしのぐ季節がやってきました。
日本の夏が苦手な多肉植物達。7月~9月中旬までは、どれだけ多肉達に快適な環境を提供できるかで、秋を楽しく迎えられるかが決まります。
隣の芝生は青く見えるとはこのことで、焼け野原のような多肉棚とInstagramやyoutubeでみかける、無事夏を乗り越えたタニラーさんを見比べ、悲しい気持ちになったりします。
ただ、そこは多肉植物。秋から冬には脅威の回復力で可愛い姿を見せてくれるんですよね。これだから多肉植物はやめられないですw
秋に可愛い子を残すには、今の時期気を付けておきたいのが遮光です。特に南西向きの多肉棚は最大限の注意が必要です。
我が家すでにやられてしまいました。
今日は、ダメにしてしまった苗とその理由についてご紹介します。まだ、間に合います!早めの対処をおすすめします。
ダメにしてしまった南西向きの多肉棚
1日でダメにしてしまった苗たちがこちらです。
冬に寄せてしっかり根付いていたエケベリア。みごとに蒸されていますw笑うしかないですね。
1日で蒸されているためムラがないですね。キレイにジュレてます。
こちらは、一方が蒸されてます。一応葉はとりますがたぶん、茎までやられてます。茎までいったら苗はもう助かりません。残された道は葉挿しのみ。どうか発根しますように。
強い多肉代表の姫秋麗。葉が焦げていたり、茎まで蒸されてジュレていたり。この鉢は去年も同じように西日にやられました。
寄せ植え側の姫秋麗はジュレていないのに、こちらだけジュレいるのは理由があるんです。
詳しくご紹介していきますね。
【失敗談】多肉植物が蒸れた理由
この多肉棚の苗たち、昨日までは元気にしていたんです。
昨日遮光ネットの位置を変えてみたんです。それがダメでした。
多肉棚には、雨を防ぐ透明波板の屋根を設置しています。この3年で汚れが溜まり自然な遮光状態になっていました。
この波板で遮光になるのでは?と波板にも張っていた遮光ネットをずらしたんです。これが凶とでました。
遮光ネットと波板でしっかり遮光されて数日過ごした苗たち。40%の遮光ネットを外されて日差しに耐えきれずダメになってしまいました。
強いはずの姫秋麗もダメになってしまったのか?というと、
ダメになった姫秋麗は3時頃の西日があたる位置にあります。
- 波板直下であること
- 一番西日が強い時間帯の日があたること
- 波板の形状でどうやら光が屈折し光が集まってしまっていたこと
3つの不運が重なりダメになってしまったようです。
なぜこの鉢だけかというと、この鉢以外の姫秋麗は3時頃は遮光ネット越しの日差しがあたるからなんです。
こんな少しの違いで、ダメになる苗と耐えられる苗とわかれるんですね。
それくらい日差しが強いということですね。
夏至を過ぎると光度が下がりはじめます。一番注意が必要なのは9月です。
猛暑も一段落し、暑さが和らぎ遮光の出番もおしまいかな~って油断すると、一気にダメにします。
特に我が家の様な西日のあたる環境は注意が必要です。
光度がさらに下がって、多肉棚の奥まで光が届きます。日差しに慣れていない苗たちが・・・・残念なことになるのも9月の頃。
私も何度も失敗してるので、この記事を読んでいるあなたにはぜひ気を付けていただきたいと思っています。
さいごに
ということで、今日は南西向きの遮光の大切をお話ししてきました。
昨日まで元気だったのに、たった一日で・・・って他人ごとではありません。
大切に育ててきた多肉達。一緒に元気に秋を迎えましょう。