子どものケガを減らす!?保育士が教える「子どものケガを防ぐ、公園で使えるちょっとした裏技」
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
年末年始の休みで子どもと一緒に過ごす時間も増えてきたことと思いますが、この時期に怖いのが子どものケガ。
特に親子で公園へ遊びにいく時間も増え、子どもの遊ぶ姿を見てヒヤッとすることも多いのではないでしょうか。
子どものケガを少しでも減らす方法、そして子どものケガをしにくい体づくりの方法はあるのでしょうか?
そんなわけで、今回は子どものケガを減らすちょっとした裏技をご紹介していきたいと思います。
ケガをしにくい遊び方!
子どものケガを減らすには、自分の力で乗れない場所では遊ばないことが大切です。
例えば、ブランコに一人で乗れる子は一人で降りられますね。
また、ブランコを一人で漕げる子も一人でブランコを止めることができます。
このように、自分の力でできることは、その反対に自分の力でやめることもできるのです。
これらはブランコだけでなく、滑り台やジャングルジム、雲梯など、特に遊具で遊ぶ際に当てはまります。
しかし、自分で乗れない(できない)ものに親の力で乗せてもらった場合はどうでしょうか。
適切に遊んだり降りたりすることができず、ケガをするリスクが大きく高まります。
そのため、「一人で乗れる」というのは遊具で安全に遊ぶ上で最も大切な指標になるのです。
挑戦する時のポイント
ここまで遊具に一人で乗れることの大切さについてお話ししてきましたが、ここからは「できるかできないか分からないけどやってみたい」と子どもが挑戦したい時のご説明をしましょう。
子どもが挑戦する時に大切な親の関わりは全部で3つです。
1 近くで見守る
子どもたちが失敗して落ちるようなことになってもすぐに助けられるようにしましょう。
「もし落ちてもちゃんと抱っこして助けてあげるからね」という親の姿勢は、子どもたちが安心して挑戦する上で重要になります。
2 子どもには触らない
例えば、初めてジャングルジムに挑戦している子を思い浮かべてみてください。
その時に大人の手が子どもの脇や背中に触れているとどうなるでしょうか。
答えは「守られているからいつ落ちても大丈夫だ」と考え、何かあるとすぐに両手を離してしまいます。
せっかく挑戦する気持ちが湧き、自分の力を試す機会であったのに、そんな考えで遊んでいては自分の体の感覚を知ることができません。
自分の体の感覚を知ることはケガをなくす上で最も大切なこと。
そのため、子どもの体にはなるべく触らないようにしながらも、いつ落ちても大丈夫なように手を広げて準備しておくのが最も良い方法だと言えるでしょう。
※自分の力で挑戦することが最も大切としましたが、大人の力を借りて遊ぶことを否定するつもりはありません。
今回は「子どものケガを防ぐこと」をポイントとして解説したため、このように書いたまでです。
例えば「子どもに遊具で遊ぶ楽しさを伝えたい」などをポイントとして考えた場合には、大人の助けを借りて一緒に遊ぶことが正解になるかもしれません。
あくまで子どもがケガをしにくい体づくりのポイントという目線から考えると、大人の手を貸さない方が良いということなのです。
いかがでしょうか?
子どものケガを防ぐためのちょっとしたポイント。
準備するものもなく簡単にできるので、良いと思ったらぜひ試してみてくださいね!
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