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年末だけでも試してほしい!片づけが劇的に楽になるリビングのゴミ箱の選び方

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけを進める中で、我が家のリビングのゴミ箱は最終的に「大きなゴミ袋そのもの」にたどり着きました。

「それってどうなの?」と思われるかもしれませんが、これが想像以上にラクで合理的なんです!


今回は、この方法のメリットや使い方のルール、特に年末におすすめな理由をお伝えします。

ゴミの日の準備が楽になる

通常、ゴミ箱を使う場合、ゴミの日の前に各部屋からゴミを集めて、一つの大きなゴミ袋にまとめる作業が必要ですよね。

でも、この作業、意外と面倒ではありませんか?


我が家ではリビングに大きなゴミ袋を直接置くことで、この手間を省くことができました。


袋がいっぱいになったらそのままゴミ収集所に出せば完了。
新しいゴミ袋をセットするだけなので、ゴミの日の準備がとてもスムーズになりました。

「紙ゴミだけ」というルールが鍵!

ただし、この方法を快適に続けるには、中に入れるゴミを限定するルールがとても大事です。

我が家の場合、リビングに置くゴミ袋には紙ゴミだけを入れるようにしています。
例えば、チラシやダイレクトメール、不要になったプリント類、お菓子の外箱や、荷物についてくる梱包材などを主に入れますが、時にはサイズアウトした靴なども入れることがあります。

これなら臭いが出ないので、リビングに置いても気になりません。

生ゴミや濡れたものはキッチンのゴミ箱で処理するようにすれば、リビングが不快になることもなく快適に使えます。

もちろんお客様が来るときは、ゴミ袋ごと別の部屋へ移動させます。

大きなゴミ箱が片づけを加速させる理由

大きなゴミ袋をリビングに置いておくと、実は片づけの効率が上がります。
その理由は「人は空いたスペースを埋めたくなる」心理にあります。

大きな袋があると「まだ捨てられるモノがあるかも?」と自然に考えるようになり、つい探してしまいます。


特に年末のこの時期は、いらないモノが次々と出てくるタイミングなので、大きなゴミ袋が片づけのサポートをしてくれます。


おしゃれなゴミ箱や便利そうな分別ボックスもありますが、シンプルで実用的な方法に勝るものはありません。


この方法は特に「年末だけ」「片づけ期間だけ」という限定的な使い方でも十分効果を発揮します。家から不要なモノが出ていく出口を大きくするのです。


リビングに「紙ゴミ専用の大きなゴミ袋」を置く。
それだけで、片づけの手間がぐっと減り、効率が上がります。

不要なモノを家の外へ出しやすい環境を整えて、気持ちよく新しい年を迎えましょう!

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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