夏本番!これからの季節は子どもに肌着を着せるべき?
こんにちは!保育士ごんちゃんです。
現在、保育士として地域の公民館や療育教室で親子遊び講座をしたり、地域の保健師さんと一緒に子育て講座にまわったりするような働き方をしながら、子育てに関する情報発信をしています。
今回はこれから暑くなる季節の、子どもの洋服選びに関するお話です。
▼子育て中のママに聞いた夏の子どもの肌着事情
最近わたしのInstagramアカウント(ママアカウント)で、子育て中のフォロワーさんに「夏は子どもに肌着を着せるかどうか」についてアンケートを行いました!
今回のアンケートでは、9割以上の方が「肌着を着せている」という結果になりました。
ちなみに着せている肌着のかたち別では、一番着せている方が多かったのは「タンクトップ」でした。
▼肌着を着せたほうがいい理由
これから暑くなる季節は、服を重ね着をすると暑そうですよね。ただ「子どもはよく汗をかくので肌着を着せるべき」という話を耳にしたことがある方も多いと思います。
肌着を着せたほうがいいかどうかについては、意見が別れるところでもあり、「夏は汗をかくから肌着を着せるべき」という方もいれば「気温が高い日に2枚も着せたら暑くてかわいそう」という意見もあります。
では、そもそも肌着を着せたほうがいい理由はなんでしょうか。
肌着のほうがよく汗を吸う
子どもの向けの肌着は、一般的に綿などの柔らかくて汗を吸いやすい素材で作られています。また体にフィットする作りなので、汗をよく吸ってくれます。
汗をかいたときは肌着を頻繁に替えることで、あせもなどの肌トラブルを防ぐこともできます。
大きめの服を着ているとお腹が冷える
子どもの洋服ってすぐにサイズアウトするので、大きめを買うこともありますよね。また、Tシャツなどのトップスはズボンにインせずに、ズボンから出した状態で着せることも多いかと思います。
そうするとお腹に隙間ができるので、エアコンの効いた部屋などにいるとお腹が冷えすぎることがあります。
肌着を着せてズボンに入れていれば、肌着がお腹にピタッとフィットするので、お腹の冷えを守ることにもつながります。
肌を守る役割がある
肌着を着ることによってタグや繊維のチクチクなどの刺激から肌を守ることができます。
また子どものTシャツにはイラストやロゴなどがプリントされているものが多くありますよね。たとえTシャツの素材が綿100%だとしても、プリント部分は加工が施されているので通気性が悪く、その部分は吸水性も劣ります。
あせもや肌のトラブル予防のためにも、汗や汚れを肌に残さないことが大切です。肌着を着て汚れたら着替えることで肌を守ることにつながります。
▼着せなくてもいいのはこんな時!
ここまで肌着の役割をご説明してきましたが、かといって肌着を絶対に着せないといけない!というわけではありません。では着せなくてもいい時はどんな時でしょうか。
子どもが暑そうにしている時
気温が高くて洋服を重ねると暑すぎる時や、子どもがずっと汗をかいているときは、下着を重ねるよりも涼しく過ごしやすい格好にしてあげるとよいでしょう。
こまめに着替えができる時
Tシャツをこまめに着替えさせることができるときは、汗を吸いやすい柔らかい素材のTシャツを着せておいて、汗をかいたら着替えるようにするとよいですね。
冷えすぎる環境にいかない時
室温や気温が過ごしやすい日など、冷房で冷えた環境にいかないときはお腹の冷えを気にしすぎる必要はないかもしれません。もし肌着を着せていなくて冷えが気になったときは、Tシャツを直接ズボンにインするなどして対応してもよいと思います。
▼場合によって臨機応変に調節しよう!
肌着を着せたほうがいいのかについては、明確な基準やこれという正解はありません。気温やお子さんの体質や肌質、保育園に預けている方であれば通う園の方針などによっても変わってきます。
「子どもが快適に過ごせること」が大切で、肌着を着せていればOK、着せないとダメ!というわけではありません。
肌トラブルを起こさず快適に過ごせる方法を、気温や環境に合わせて臨機応変に選んでいきましょう!
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今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう♪