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【犬のしつけ】おやつ・ごほうび、乱用してない!?【犬との暮らし】

〈ごほうび〉というと何を思い浮かべますか?

なんと言っても

食べ物

というイメージは強いかも知れません。

ここで言う〈ごほうび〉とは、

何かしてくれた時の報酬

という意味でお話ししていきます。

実はごほうびって... 乱用されがちなんです!

乱用とは

乱用にはやたらと頻繁に使われること

ですが『使わなすぎより良いのでは?』 と思われるかもしれません。

確かに使わなすぎはもったいない!

でも、乱用することは実は愛犬に

混乱を招き、デメリットを生んでいる

かも知れないということを知って頂けたらと思います。

ごほうびの種類

ごほうびにはどんなものがあるかというと

・食べ物をもらうこと

・声をかけてもらうこと

・触ってもらうこと

・目線がもらえること

・同じ空間にいること

・遊んでもらうこと

・外に出られること

・吠えることができることなど

様々なものがごほうびになり得ます。

ごほうびはその子次第

ある子にとってはごほうびでも、ある子にとってはごほうびではないこともあります。

例えば触られるのが大好きな子もいればこちらはごほうびのつもりで触っても、本人はごほうびと受け止めていないこともあります。

だから

ごほうびはその子のツボを心得る

ことが大切です。

ごほうび、今で良い?

ごほうびをあげるタイミングは

良いことをしてくれた直後

が良いですが、必要のない時にごほうびを使っている場面をよく見ます。

例えば

・散歩で止まったら声をかけてもらえる

・キュー(合図)でしない時に気にかけてもらえる

・騒いだらケージから出してもらえるなど

して欲しいことではないことへのごほうびになっていることがあります。

ごほうびを乱用すると・・・

どうして正しいタイミングで正しいごほうびが使えないのでしょうか?

理由は様々ですが、一つは

飼い主さんが何がごほうびか認識できていないから

というのがありそうです。

不必要な場面で不必要なごほうびをあげることは本当にほめたい時に伝わり辛くなり、 混乱ややる気の低下にも繋がります。

ごほうび貧乏にならないように

私達が考えるより、多くのことが愛犬にとってごほうびとして働いている可能性があります。

こちらはごほうびのつもりではなくても不必要に小出しにごほうびが出てくると何が正解なのかわかりづらくなります。

ごほうびがちょこちょこ出てくることは一見ハッピーですが、適切に使えていなければコミュニケーションがチグハグだと言えるのではないでしょうか?

《叱らずほめる!愛犬の育て方》教えます! 世界基準のドッグトレーナー資格CPDT-KAと愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのスペシャリストです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート! フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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