昨日は祇園祭の宵山。いや〜すごい人でしたねと言いつつ、行ってないんですけど。でもテレビで見たらもうエライことになっておりました。今日は前祭の山鉾巡行で、これまたエライ人になること間違いなし。京都は祇園祭一色……なんですが、こちらの一食は至って平常運転。お手頃価格でおいしくて、ほっこり落ち着けるお店をまた見つけましたので、ご紹介します。ではどうぞ。

こちらが今回お伺いした「お食事処 市松屋」さん。店名どおりの市松模様が看板にあしらわれているのがオシャレですね。場所はJR丹波口駅から北西へ550m、徒歩８分ほどのところ。五条通から二本北の通りです。コインパーキングは少し離れた場所にありましたよ。

入り口横には日替りの定食が書かれた黒板もこのとおり。丼が3つから選べるうえ、うどんorそばはおそらく温かいのと冷やしぶっかけが選べるのではないか、と。というのも、パッと見たときには冷やしぶっかけが選べること、気がついてなかったんですよね。

店内はこんな感じ。広々落ち着ける雰囲気です。少しわかりにくいですが、写真奥は座敷になってますので、靴を脱いでくつろいじゃう、なんてこともできまっせ。

メニュー行ってみましょう。まずはセットから。個人的に超高ポインツの焼き飯と麺類のセットがこんなに！ この時点で中華そばセットに決めかけてたのですが、ちょっとだけ「いつも同じ感じのメニュー頼んでるわね……」と思いまして。

アラカルトにも目をやりますと。こちら丼物と定食、そして魅惑の夏メニュー。これを見ると、やっぱり定食もいいし、カタカナで書かれたソーメンも涼しげで素敵……とまた迷い道くねくね状態に。

うどん、そばがこちら。一番スタンダードなうどん、そばはワンコイン以下の400円からと、とてもお手頃価格になってます。というか一番上のなべ焼きうどんやすき焼うどんなどでも800円なので、全体的にお安くなっておりますね。というわけで。

今回は「ハンバーグ定食」750円をお願いしました。いや、先程も書いたとおり、メニュー見てたら、もうワケがわからなくなってまいりまして、気がついたら普段あまり頼まないハンバーグ定食を選んでいた、と。実はここで日替りが冷たいぶっかけを選べることを発見して「ひ、日替りにしてもよかったかも……」と思ってたのですが、このオン目玉焼きの定食を見て「これにしてよかった！」と華麗に掌返しです。

トマト、キャベツ、ポテサラと野菜がしっかり盛られてるのも高ポインツ。ちなみにいつも「効果あるのかな？」と思いつつ、野菜を先に食べるのがいい、と聞いたので、野菜先食べ生活を続けております。

あまりキレイに割れてなくてごめんなさいよ。この目玉焼きがハンバーグにトローッてなる感じ。個人的にはとてもとても好きなのですよ。見た目はもちろん、食べてもハンバーグにまろやかな黄身の味が加わりまして、とてもおいしー！ お皿に黄身が残りそうなのも、しっかりときれいにしていただきました。ごちそうさま！

今回お伺いした「市松屋」さん。スタッフの方にお聞きすると、お店は建て替えてから20年くらい、オープンしたのは「おばあちゃんの代からやから、80年？ 90年くらいですかね」と教えていただきました。大通りから少し入った立地ながら、それだけ長く営業されているということは、地元の方から愛されている証拠ですよね。

帰り際に発見したのですが、店内にはこのようなホワイトボードも。午後5時からの定番居酒屋メニューが並んでまして、夜も来てのんびり飲みたいわ〜と思った次第。昼も夜もいい感じの愛され食堂。お近くに来られた際にはぜひ！