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【京都市中京区】京都中華の定番は「ニンニクなし・油控えめ・あっさり薄味」鳳舞系代表【広東料理 鳳泉】

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

河原町二条にある広東料理「鳳泉」は、京都の中華といえばよく知られる「鳳舞」出身のシェフが営む有名店です。京都の中華は他の地域とは異なる中華料理の味つけがあります。京料理風中華とも呼ばれ「ニンニク、油控えめ、あっさり」が特徴です。花街のお座敷に臭いを持ち込まないよう配慮されています。

京都の中華として有名な二大系譜が広東料理ベースの「鳳舞系」と北京料理ベースの「盛京亭系」。鳳泉は「鳳舞」の伝統的な味を継承するお店として人気があります。

中華料理は基本的に一品ずつの注文スタイルです。この日は4名での来店だったので、さまざまなメニューに挑戦しました。

名物の「焼売」は皮が薄く、お肉がぎっしり詰まっています。醤油とお酢でいただきます。注文して、すぐに料理が出てきたことが驚きでした。

春巻は刻みタケノコがたっぷりで、皮が厚めです。

豚の天ぷらも春巻同様ガリっと上がっていて、おやつ感覚で食べられます。味つけはかなりあっさりです。フレーバー塩が置いてあったら、より一層美味しく食べられそう。

酢豚はかなり甘い感じで、野菜炒めも薄味です。濃い味つけの中華に慣れている方には、かなり物足りない感じかも‥。薄味なので、サクッと量を食べられます。お料理の仕上がりは本場中華ですが、味わってみると新感覚な印象で、不思議な感覚でした。

最後はトマト牛肉で〆。酸味が効いていて、これまで食べたなかでは、一番味つけがしっかりしている印象です。今回は一品料理を中心に注文し、白ご飯とともに楽しみました。

焼きそばや汁そば、炒飯などのご飯系はどんな感じなのか?気になります。12時に来店して4人待ちでしたが、回転率が高いので、割と早めに入店できるでしょう。

中華好きでかなり期待度が高かったのですが、う~ん・・という印象でした。でも、もう一回挑戦してみたい気もする‥あと引くお店です。薄味あっさり好きの方には満足度が高いのではないでしょうか?

広東料理 鳳泉
住所:京都市中京区河原町二条上る清水町359 AXEABビル1F
電話:075-241-6288
営業時間:11:30~14:30/17:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:月曜日・火曜日(祝日の場合でも定休日)
公式HP:https://kantonhosen.wixsite.com/hosen

MIZUHO.WORKおすすめ!京都の町中華

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

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