【所沢市】話題のスポットで同時開催! 町を挙げての文化祭「西とこ文化祭2022-Review-」


西武池袋線西所沢駅。「乗換えには利用するけど降りたことない」「自宅最寄駅だけど遊ぶときは〇〇駅に行く」等々。
西所沢には近年特に、珍しい、楽しい、美味しい、かっこいい個人店が誕生していて、町としての魅力がどんどん高まっているのに、その魅力は「知る人ぞ知る」の域を出ていない、とてももったいない状態。

そんな西所沢の楽しさをもっといろんな人に知ってほしい、という一人の住民の思いがどんどん膨らんで形になった西とこ文化祭。
2022年9月17日(土)~19日(月・祝)の3連休に話題のスポット5か所でイベントが同時開催されることとなりました。

古書店「サタデーブックス」、建築設計事務所「シン設計室」、私設図書館「シン図書館」が入居する小さな文化複合施設「きちじょう荘」では、西とこ文化祭開催期間、所沢市出身アーティスト代佑介氏によるインスタレーションが展示され、きちじょう荘ならではの空間を活かした芸術作品の鑑賞体験が出来ます。

店名の通り土曜にオープンする古書店「サタデーブックス」。知的でクールな印象の主宰、オオタケさんが「地域に本屋がない、ということに問題意識を持ったので。」作ったという古書店。

すごくないですか?「地域に本屋がないのは問題だ⇒問題は解決しなくては⇒自分で本屋を開こう」ってなります!? お店の成り立ちそのものが一つの物語になっていますよね。
西とこ文化祭会場の1つとなっているサタデーブックスでは、17日(土)・18日(日)の11:00~19:00に大きな白地図にオススメの場所を付箋で貼る「西埼玉・観光mapをつくるワークショップ」が開催されます。

きちじょう荘内のもう一つの会場となるこちらは私設図書館「シン図書館」。

建築設計事務所シン設計室が運営する私設図書館で、この図書館が出来るまでの経緯もまた、一つの物語になるような興味深いもの。館長で建築家の高橋さんにお話をきくことが出来たのでシン図書館については後日、記事にしたいと思います。
シン図書館ではイラストレーター澤田昂明氏によるドローイング作品が展示されます。西とこ文化祭のために描いた新作「所沢の風景」もあり、シン図書館の本たちと一体になった展示空間を楽しめます。

2021年にオープンしたW Commons House(ダブル コモンズ ハウス)1階の片手鍋で自家焙煎した珈琲が楽しめる西乃処珈琲も開催場所の1つ。

9月18日(日)15:00からサボテン高水春菜さんのアコースティックライブが開催されます。こちらのライブは有料で、西とこ文化祭公式サイト内「イベント情報」で申し込みを受け付けています。

星の宮交差点にあるおしゃれで居心地のいいstar nest cafe(スターネストカフェ)も会場の1つ。


仲の良い二人が作るフードやドリンクはおしゃれなだけでなく本当に美味しい! 西とこ文化祭開催日は通常営業に加え、18日(日)15:00から「桃李子サインペイントライブ」が開催されます。

STAR NEST CAFEの看板も手掛けたサインペインター桃李子さんによるサインペイントの実演を間近で鑑賞できるイベントです。

メディアでも度々取り上げられている巨大シェアスペースSAVE AREAも西とこ文化祭の会場となります。

SAVE AREA内にあるCVCモールが2022年9月19日で営業を終えてしまうため、9月17日~19日の三連休はCVCモールラストイベントと西とこ文化祭が同時開催されます。

CVCモールの幕が下りてしまうことで、多くの人がショックを受けていると思いますが、いつも愉快なイベントで盛り上がっているSAVE AREAは存続します! しんみりした雰囲気はCVCモールには似合わないので、今後のSAVE AREAを楽しみに、イベントを思い切り楽しみましょうね♪

身近にあるものに目を向ける、振り返る、見直してみる、という思いが込められた「Re-view」という西とこ文化祭のテーマ。
地域外の人達に西所沢の魅力を発信するのと同時に、近隣住民の人達が「こんなステキな町に住んでいたんだ!」と気付くきっかけになったとしたら、こんなに素晴らしいことはありません。2022に始まり、2023、2024、2025~と、西所沢地区恒例の文化祭になるといいですね♪
開催期間:2022年9月17日(土)~9月19日(月・祝)
開催場所:
きちじょう荘(サタデーブックス / シン図書館)
住所:埼玉県所沢市西所沢1-17-13
西乃処珈琲
住所:埼玉県所沢市西所沢1-18-5
star nest cafe(スターネストカフェ)
住所:所沢市星の宮2-9-15
SAVE AREA
住所:埼玉県所沢市山口647-4