｜評判を呼び、昨年は即売切れ

　マラソンのトップ選手たちがこぞって、カーボンプレート内臓シューズを近年履くようになりました。その中でも個人的に衝撃だったシューズが、サッカニー「エンドルフィンプロ」瞬く間に、その実力が広まり、発売と同時に売り切れとなるほど、その脅威のスピードは圧巻！今回は、スピード違反と言っても過言ではない「エンドルフィンスピード2」「エンドルフィンプロ2」の2足を紹介。

｜ナイロンプレート！柔らかく跳ねる「エンドルフィンスピード2」

　昨年、サッカニー「エンドルフィンプロ」が登場し、あまりの反発力に驚嘆しました。しかし、カーボンプレートは硬く、短い距離であれば反発し続けてくれるので自分の能力をはるかに超えるスピードが得られます。一方で脚への負荷もかかりやすく、そのお悩みを解消したのが「エンドルフィンスピード」です。違いはカーボンより柔らかい素材「ナイロンプレート」を内蔵させ、少し曲がりやすくすることで、脚への負荷も減らしつつスピードも維持できるシューズです。

｜スピードを追求するなら「エンドルフィンプロ2」

　カーボンプレート内臓の「エンドルフィンプロ2」は、シューズにロイター板が着いているかのような反発感で、より遠くに運んでくれるシューズです。一方でスピードが出過ぎるので、スピードに対応できる走力も必要です。既にサブ3（フルマラソンを3時間未満）で走れる方にお勧めなシューズです。

｜初心者には危険！F1カーのようにランナーを選ぶシューズ

　スピードアップは間違いありませんが、F1 レーサーの様に、ドライビングテクニックが、このシューズには必要です。ある程度スピードを維持できる走力がないと、怪我に繋がるので初心者は手を出さない方が無難でしょう。逆に自己ベストを目論むのであれば、是非体感して欲しいシューズです。