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【宮城県 東松島市】最大15センチも!ボリンッと音まで美味しい[矢本の手づくりかりんとう]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

現代では、日々新しく珍しい食感と味のお菓子が開発され、気がつけばあっという間にそれらに囲まれている状態だ。そんな中で、時を経ても変わる事のない 'その人だけが生み出せる手作りの味'というのは、唯一無二の存在だ。
という訳で、この記事では密かにファンも多いという手作りの「かりんとう」をご紹介していこう!

▲ A4サイズ程の袋に大きなサイズのかりんとうの姿!
▲ A4サイズ程の袋に大きなサイズのかりんとうの姿!

そのかりんとうは、宮城県東松島市の矢本所在の個人の方が手作りしているもの。市内のいくつかの店舗で「矢本の手づくり おおまがりかりんとう」として販売をしている。
かりんとうと言っても奥が深く、種類も様々!硬めで円柱型の黒蜜漬けの物もあれば、黒糖生地をねじった物や、渦巻き模様の物など色々と目移りしてしまう豊富さなのだ。
そうなると、好みが分かれるもの。
硬めで黒糖味がやっぱり良いよね!という声もあれば、いや生地は薄めで蜜が無いのが良い!など、ひょっとしたら'かりんとう奉行'のような人物も存在するのではないだろうか。
筆者は、ゴマ入り蜜なしのシンプルで素朴なかりんとうを良しとするタイプだ。そのため、この「矢本の手づくり おおまがりかりんとう」がまさに好みの容姿。

▲ 黄金色に揚げられた美しいかりんとう達
▲ 黄金色に揚げられた美しいかりんとう達

袋を開けると、カラカラカランッ!と心地よいかりんとう同士がぶつかり合う音。
その音から感じられるように、1枚の厚さは数ミリでカラッと油で揚げられている。そして手作りの良さは厚さが均一じゃないところ。偶然つまんだ1枚が厚めでラッキー!という時もあれば、ちょっと薄いという面白さもあり、製造工程をぼんやり想像できるのがまた楽しい。

▲ 胡麻がしっかりと生地に練り込まれているのでどこを食べても風味を感じられる
▲ 胡麻がしっかりと生地に練り込まれているのでどこを食べても風味を感じられる

そして驚くのが、そのサイズ。
もちろん同じ大きさではないのだが、最大のものだと大人の手からはみ出るほど!
約15センチある最高に嬉しい1枚をボリンッ!と噛めば、先にちょっとした塩味と噛むほどに広がる優しい甘味と、胡麻の風味を感じる事ができる。この塩味がとても良いアクセントになっていて、他のかりんとうの様に甘すぎるだけの物との間に、ぐんと差をつけている。

▲ 矢本の手づくり おおまがりかりんとう
▲ 矢本の手づくり おおまがりかりんとう

1枚食べ終わると、もう1枚だけいいよね?と進むのは、なんとも幸せな困ってしまう出来事。
その時だけは、一旦体重計という存在をグシャっと丸めてゴミ箱へ入れてやろう。さあ、存分に唯一無二の手作りの美味しさを味わおう!いいぞいいぞ、手づくりかりんとう。

商品名:矢本の手づくり おおまがりかりんとう
販売店:Harappa(はらっぱ)※その他市内、産地直売所など
住所:宮城県東松島市矢本字北浦485番地1
営業時間:9:00 - 18:00
定休日:年中無休

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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