箱根寒さ対策【駅伝ランニングアイテム】着用率グローブ85%、アームカバー77%
|朝8時スタート氷点下にもなる気温
箱根も終わり一週間が経過、シューズだけでなく様々なアイテムを駆使して勝負に臨んでいました。特に1区と6区は朝8時スタート。特に芦ノ湖は氷点下に、幾ら体温が上がるとは言え、気温の低さで身体から熱を奪われ過ぎてしまう、かといって厚着するわけには行きません。しかし最低限の防寒対策として、目立っていたのが、グローブとアームカバーです。
|着用率はグローブ85%、アームカバー77%
出場210名中。厚底シューズ着用率が99%でしたが、同じ着用率が高かったのがグローブ全体の85%を占める結果に、更に腕周りをサポートするアームカバーは77%と非常に高い着用率になりました。特に6区は両アイテムは100%。逆に8区9区などはアームカバーは半分程度の着用率に、体温管理する上でもこのようなアイテムを有効活用しているのが目につきました。
|シューズ以外のアイテムの有効活用が結果に繋がる?
厚底シューズが示したように、走力を助けるアイテムはハーフタイツと共に今回のグローブ、アームカバーは顕著な結果に、時に腕を振る際に安定した動きを補うためにも使用するケースも増えています。今後も防寒対策以外にも活用されていくのではないでしょうか?
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
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