「牛乳を電子レンジで温めないでください!」栄養士がお願いするワケとは
こんにちは栄養士食堂です。
みなさん、「牛乳」はよく飲みますか?
私はそのまま飲むことはあまりないのですがプリンや牛乳寒天などのスイーツに使うことが多いです。
夏はコーヒーや紅茶に入れたり、冬はホットミルクやホットミルクティーにすると美味しく飲めますよね。
色々な使い方ができる牛乳ですが、実は電子レンジで温めるのはNGなんです。
今回はその理由を詳しく解説していきます。
今回の目次
1 牛乳の栄養について
2 牛乳の保存期間の目安
3 牛乳を電子レンジで温めるのがNGな理由
4 まとめ
1.牛乳の栄養について
牛乳はたんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランスよく含み、非常に栄養価に優れた食品です。また、丈夫な歯や骨を作り、筋肉・神経の働きをサポートするカルシウムや関節の健康をサポートするメチルスルフォニルメタンも含まれます。
2.牛乳の保存期間の目安
牛乳は10度以下で冷蔵保存しましょう。
牛乳の賞味期限は未開封の場合に安心して召し上がれる目安なので、開封された時点で賞味期限はゼロとなります。
開封したらできるだけ早めに飲み切りましょう。
3.牛乳を電子レンジで温めるのがNGな理由
お待たせしました!「牛乳を電子レンジで温めるのがNGな理由」を詳しく解説します。
その理由は、電子レンジの急激な加熱により、ビタミンが損失しやすいから
牛乳にはビタミンB12が豊富に含まれます。
ビタミンB12には神経や脳を正常に保つ作用があるほか、貧血予防・疲労回復などにも役立ちます。
しかしビタミンB12は温度変化にとても弱いビタミンです。
電子レンジの急激な加熱によって半分ほど量が減ってしまうと言われているので、できれば牛乳は電子レンジでの温めは避け、鍋でゆっくり温める方法がおすすめです。
まとめ
牛乳に含まれるビタミンB12は、急激な温度変化に弱く電子レンジで加熱すると量が減ってしまうので、牛乳は鍋でゆっくりあたためる方法がおすすめ!
4.最後に
いかがだったでしょうか。
電子レンジで温める方法は手軽でいいですが牛乳の栄養をしっかりとりたい方は、鍋でゆっくりあたためる方法がおすすめです。
牛乳をあたためる際は、ぜひ参考にしてみてください!
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