1999年創業！本格的なオリジナルパスタが楽しめる『FEIR』とは？

オジサン、パスタに感動。

全盛期の加護亜依が「タンポポ」というユニットで『乙女 パスタに感動』をリリースした前年の1999年、大仙市戸蒔に一軒のイタリアンレストランがオープンした。本格的なオリジナルパスタが人気で、たくさんのリピーターを獲得している『FEIR（フェア）』である。

そう、今日はなんだかイタリアンな気分。冬の昼下がりにパスタランチと洒落込むべく、私は噂の店を目指して車を走らせた。

クラシックなバーのような雰囲気もある店内には、タンポポの名曲『恋をしちゃいました！』……ではなくオシャレな洋楽が流れている。店を切り盛りするご夫婦のセンスが垣間見えるイタリアンレストランだが、堅苦しい雰囲気は無いためひとりランチにもおススメだ。

Menu

ペペロンチーノ

ベーコン・ほうれん草：1,080円、ズワイガニ・キャベツ：1,200円など。

トマトソース

えびのアラビアータ（ピリ辛・アンチョビ）：1,100円、ザ・フェア（ベーコン・ひき肉・やさい・ピザチーズ）：1,300円など。

クリームソース

カルボナーラ：1,100円、ゴルゴンゾーラ：1,300円など。

その他パスタ

えびのタラコ：1,080円、やさいのジェノバソース：1,280円など。

サラダ

モッツアレラとフレッシュトマト：1,200円、ミニサラダ：280円など。

ピザ

マルゲリータ：850円、ジェノベソース：950円など。

リゾット

ベーコン・やさい・パルメザン：1,080円、ズワイガニ・ピザチーズ：1,280円など。

季節メニュー

ベーコン・長ネギのペペロンチーノ：1,100円、ベーコン・白菜のトマトソース：1,100円、きのこのPizzaトマトソース：950円

本格的なオリジナルパスタを味わえる『FEIR』だが、その魅力のひとつがメニューの豊富さだ。定番メニューと黒板メニューを行ったり来たりしながら、すっかりイタリアンの森に迷い込んでしまった私だが、スパゲッティの中に店名と同じザ・フェアというメニューを発見。なるほど、ようやく出口が見えた。今日はこの店名の冠をかぶったパスタに一票を投じてみよう。

ちなみにパスタの麺はプラス120円で乾麵から生麺に変更が可能だが、今回私はモチモチ食感の生麺をチョイスした。

モチモチ食感の生麺に絶品のトマトソースが絡む！『FEIR』の本格パスタに感動！

ザ・フェアが到着。ひき肉をまとったトマトソースの中には、パスタと一緒に食べ応えのある野菜やベーコンがスタンバイ。ほど良い塩梅で焼かれたお供のフランスパンも嬉しい。いつもの日常に突如舞い降りたイタリアンな世界。私はさっそく目の前のご馳走を口に運んだ。

ああ、これはウマい。もはや感動レベルだ。ほど良く酸味が効いたトマトソースが、モチモチの生麺を見事にアシスト。食感のある野菜や厚めのベーコンも良いアクセントになっている。まさに店主のセンスがキラリと光る激ウマな一品だが、食べ盛りのヤングやガッツリ派の男性諸君は大盛りをチョイスするのもアリだ。

パスタを楽しみつつ、トマトソースを絡めたフランスパンにも手を伸ばす。そして隙を見てサービスのフレッシュなオレンジジュースで喉を潤せば、ごめん、今日のパスタランチはガチでパーフェクトだ。

一品料理も気になる！イタリアンレストラン『FEIR』の夜の姿とは？

大満足のランチを堪能した私だが、どうしても気になるのが黒板にズラリと並んだ一品料理である。ガーリックトーストやえびオムレツなんかも気になるし、チーズまみれチキンはもはや読んだだけでテンションがあがる。『FEIR』はアルコールメニューも揃っているため、酒好きの私は間違いなく夜にも訪れることになりそうだ。

ちなみに『FEIR』のマスターは大仙市出身の俳優・柳葉敏郎さんのご親戚だ。長年に渡って活躍しているギバちゃんと同様に、こちらの店もまた1999年の創業当時から地元の方に愛され続けている。

絶品のイタリアンが楽しめるオシャレで温かい空間。親切なご夫婦に見送られて店を出た私の心は、まさにブラボーだ。