【神戸市東灘区】豊雲記念館、解体中。阪急御影駅の山側、豪邸街に異変アリ! あちこちに空き地が…。
2024年9月より豊雲記念館(ほううんきねんかん)の取り壊しが始まっています。
阪急御影駅の山側すぐ、深田池公園から豊雲記念館が見えています。
ここは、華道小原流三世家元が所蔵していた美術品を展示していた記念館だったそうです。外堀の内側に、養生パネルが設置されていましたが、まだ美しいガラスや壁は見ることができる状態でした。
ガラスをアップにすると、花の絵柄になっており、どうやら1枚ずつ絵柄が違うようです。
綺麗な透かし模様が入っています。この建物について建築家の方が「陶器ブロック」と紹介されていました。ずっと木だと思っていました。
建物の向かいの歩道から、海を撮影。建物からの眺望は抜群だったでしょうね…。
【施設情報】
豊雲記念館跡
神戸市東灘区住吉山手4丁目12−70
そのまま、お散歩がてら歩くと…。
いたるところに、空き地あり。
この辺りの豪邸の一軒家が取り壊されたら、よほどのお金持ちじゃない限り一人が全ての土地をそのまま購入するというのは不可能…。土地は、マンションや分割された複数の一軒家が建つ予定となっているようです。
すでに完成している「アトラス御影山手(HP)」という新築分譲マンションが販売されていました。お値段は…調べてみると…。「7790万円~2億5900万円 (先着順) 2LDK・3LDK | 57.7m2~140.09m2 」とのこと。阪急御影駅から5分・眺望最高! このくらいの価格にはなるでしょうね…。
その後、東へ東へ。山側から縦走移動すると距離が短く感じますね。
ここにも、広い土地。元は豪邸の一軒家だった場所。門扉が豪邸だった名残を残しています。
土地面積、2,447.07平方メートル。新築19戸の建築が予定されているようです。
最後に、この場所から近い「旧乾邸」を訪れた時にいただいた、「旧住吉村にあった大邸宅郡と住人の富豪たち」というチラシを貼り付けておきます。
右上の住人の富豪をアップにすると…。凄い! 今も続く錚々たる会社の名前が…。
住人さんじゃないと、なかなか行くことのない山手事情をご紹介させていただきました。阪急御影駅を過ぎて住吉川を通過するまで辺りが旧住吉村です。