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【札幌市北区】札幌に限定登場するスペシャルティコーヒーの名スタンドを見逃すな!3月25&27日

ゆべーる地域クリエイター(札幌市)

最近、欧米のコーヒーの流れが変化してきたようです。今まで慣れ親しんだ深煎りのコーヒーとは別に、スペシャルティコーヒーと呼ばれるタイプが注目されるようになってきています。

ここ数十年、欧米で少しづつ浸透してきた、コーヒー豆本来の風味を尊重し、あまりローストしすぎない、いわゆる「浅煎り」で提供される事が多いスペシャルティコーヒー。ワインのように、フルーツのような酸味や旨味、時には甘味を感じる飲み物となります。

明るく透き通るような色調の、飲みやすいタイプです
明るく透き通るような色調の、飲みやすいタイプです

日本にも2015年頃から、多くのこだわりのポリシーとクオリティを追求するスペシャルティコーヒー系のスタンドができ始めました。 

東京の蔵前や渋谷、大阪や福岡で増えてきましたが、札幌はまだこれから。いくつかようやっと注目すべきショップやコーヒースタンドができてきたところです。

アイスにしてワインのようにも楽しめます
アイスにしてワインのようにも楽しめます

ここに来て、一部のコーヒーフリークたちから注目を浴びているのが、「Chen&Coffee」です。

スパイスカレー店「スパイスローカル」に、年に数ヶ月札幌にやってきます。

アメリカ人バリスタのマットMattがカルフォルニア仕込みテクニックで淹れた渾身の一杯をさっそくいただきます。飲んでみるとびっくり!驚くほど軽くフレッシュ!

今回、数種類のスペシャルティコーヒーのなかから頼んだのは、エチオピアの有名なエリア、イルガチェフェYirgacheffe地区にある、ハロ・ベリチHalo Beritiのもの。

マットは日本のあちこちの、美味しい浅煎りを見つけてきます
マットは日本のあちこちの、美味しい浅煎りを見つけてきます

飲んだ瞬間、おやきのこか?出汁か?という、日本人の心をくすぐる穏やかな風味。あっという間に飲んでしまい、おかわりをしてしまいました。苦さは全くありません。

コーヒーと一緒にペアリングとしてオーダーしたピーナツバター・ファッジも、とてもシンプルなケーキだけど、アーモンドのコクが美味しく、口当たりもまろやか。コーヒーとのアンサンブルがピッタリでした!生クリームやフルーツがたくさん盛り付けられていると、浅煎りコーヒーの繊細な魅力が伝わりにくくなりますからね。

さてこのコーヒースタンドは今回、3月25日と27日にスパイスローカル内に出店した後、本州のあちこちに旅に出てしまいます。次に戻ってくるのは夏かも知れません。

2021年夏撮影
2021年夏撮影

この機会に下記からリンクに飛んでスケジュールを確認して、行ってみることをおすすめします。

これからも、札幌のスペシャルティコーヒーの動きや情報に注目して行きます!

■Chen & Coffee■

3月の出店日:3月25日と27日

時間:正午12時〜午後8時

場所:札幌市北区北7条西8丁目3−12 スパイスローカル内

スケジュールの確認、質問などはこちらまで

地域クリエイター(札幌市)

通訳案内士(全国&札幌)、そしてライターや日本遺産炭鉄港、日本遺産候補小樽、サッポロコンシェルジュのガイドとして、いつも札幌市内の出来事やおすすめ情報を探しに歩いてます。最近、少し鉄気味。交通ネタや都市インフラに興味が行きつつあります。サイダー(シードル)大好き。ホルン(フランス式ピストン)とテナーホーン吹き。

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