これで完璧!自撮り棒など必要ない?
先日、国産スマートフォン(スマホ)の国内シェアが一段と落ちていることを受けて、下記を投稿致しました。
この中で、自撮りに対する支援機能の強化をうたって、特に「自撮り棒」に代わる機能の開発を求めました。
自撮り棒の普及はその機能がスマホのカメラに搭載されていないからであり、あのような荷物にもなり、また御世辞にもスマートでない「棒」が流行る理由は、その機能が強く望まれているからなのです。
その解決策として、超広角レンズの使用を勧めたわけですが、すでにそれに近い機能がアタッチメント(スマホに取り付ける付属部品)として販売されていました。
以下のように、スマホのレンズにかぶせるクリップ式の小型の望遠レンズ(実際は望遠の逆)みたいなものです【レンズ口径30ミリの「スーパーワイド自撮りレンズ」 IT mediaより】。
確かに、これによって自撮り棒を使っているように写ります。しかし残念なことによく見ると、中心から離れた位置で、ほんの少しですがゆがんでしまいます【自撮りレンズではゆがみが発生する IT mediaより】。
目立たないとは言え、写真がゆがんでしまっては、特に一度しかない(かもしれない)記念撮影ではその利用に躊躇してしまいます。撮影できないのであればともかく、誰か第三者に頼んで撮る事も出来ますし、それこそ自撮り棒もあるのです。やはり自撮り棒にはかなわないのでしょうか。いえ、そうではありません。画像処理という技術が有り、それほど難しい処理をすることなく、画像を補正して、ゆがみのない画像を作る事が可能です。特に現在のスマホカメラは少なくとも数百万画素という高解像度ですから、画像処理をしても、解像度が落ちるというわけではありません。レンズというハードと、画像処理というソフトを組み合わせる事によって、自撮り棒に代わる機能を実現できるのです。ぜひソフトのほうも合わせて販売を希望します。