【京都市】左京区 比叡山の守護神である『日吉大社』の日吉の神を山王権現として祀る『日吉神社』!
『日吉大社』は比叡山の麓に鎮座し、全国にある3800余りの日吉神社・日枝神社・山王神社の総本宮として知られています。
1200年前に創建された比叡山の麓の『日吉大社』は、創建は崇神天皇7(紀元前91)年と言われ、とっても古い神社。
天台宗の護法神であり、社殿の立つ場所が平安京の表鬼門にあたるため平安時代より都の守護神としても信仰されてきました。
表鬼門にあたるため、神猿(マサル)さんが鎮座されてお守りされています。
京都御所だけでなく、武士も城や屋敷を建てるにあたり、建物の鬼門に神猿をおまつりしました。
京都にある「日吉神社」は、『真如堂』や『金戒光明寺』が建つ小高い山の「神楽岡」の北東の斜面に位置します。
比叡山の守護神である『日吉大社』の日吉の神を山王権現として『日吉神社』に祀ったのが草創だそうです。
鳥居の横に座る猿で比叡山の頂上を見つめています。
そのため、『日吉神社』にはたくさんの神猿さんがあちこちいらっしゃいます。
真正極楽寺(真如堂)の守護神で、真如堂地区の産土神として地域の人たちの崇敬を集めてきました。
真如堂には『高津商会』ゆかりの石碑があります。
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『日吉神社』があるこの地には、九百数十年前に一條天皇の母后東三條女院離宮がありました。
女院はこの離宮に比叡山の常行堂に安置されていた阿弥陀仏を移して寺院とし、真如堂を創建されたそうです。
『日吉神社』の御祭神は、山王大権現、国常立尊(くにのとこたちのみこと)の二神です。
『日吉神社』の御神徳は、魔除けの神さまと言われています。
白川の美しいこのエリアを散策するのもいいですね。
日吉神社
住所;京都市左京区浄土寺真如町53