Fire TV Stick 4KシリーズがXboxのストリーミングプレイに対応！

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自宅にXboxがなくてもXboxのゲームが楽しめる

Amazonの、もしかしたら一番手頃な情報端末であるFire TV Stickシリーズが、マイクロソフトのコンソールゲーム機「Xbox」の「クラウドゲーミング」機能に対応しました。

出典：https://www.xbox.com/ja-JP/cloud-gaming

ただ残念ながらすべてのFire TV Stickで利用出来るわけではなく、シリーズの中でも処理能力が高いFire TV Stick 4K系の2機種のみの対応になっています。

このサービスはパソコンに詳しい方でしたら「リモートデスクトップ」のようなイメージで考えるといいでしょう。マイクロソフトのデータセンターなどにあるXboxで動作しているゲームに、リモートのFire TV Stickで接続して「ストリーミング」で画面を見ながら手元のコントローラーでゲームを遊べるようになるものです。

このためクラウドゲーミングの利用権(Xbox Game Pass Ultimate：月額1,210円)を契約することで、手元にXboxのゲーム機がない状態でもXboxの多彩なゲームタイトルの多くをプレイできるようになります。

2024年7月初めの段階ではまだマイクロソフト側の表記には「ベータ版」の文字があって完全なる正式サービスの状態ではありませんが、既に数多くのゲームタイトルが提供されています。

導入方法

Fire TV Stick 4KシリーズでXboxのクラウドゲーミングを利用する手順は次の通りです。

出典：https://www.aboutamazon.jp/news/devices/xbox-gaming-coming-to-amazon-fire-tv?linkId=484529086

1. Fire TV Stick 4Kシリーズに「Xbox」アプリをインストールする
2. Fire TV StickにBluetooth接続のゲームコントローラーを接続する
3. マイクロソフトの「Xbox Game Pass Ultimete」を契約する

基本的にはこれだけの手順でXboxのゲームのリモートプレイが可能になります。

Fire TV Stickシリーズは基本的にコンテンツを「視聴」するためだけに特化してハードウェアもソフトウェアもまとめられていますので、PlayStation 5や今の最新のXbox、ゲーミングパソコンで稼働するようなグラフィックが3Dバリバリの美麗なゲームを遊ぶことは不可能でした。

ですが今回、Xbox Cloud Gamingに対応したことで、わざわざ最新のゲームコンソールを入手しなくても多くのメジャータイトルが自宅で遊べるようになります。

今の最新のゲームコンソールはかなりいいお値段するようになりましたし、本格的なゲーミングパソコンはもっと高額です。手元のFire TV Stickで気楽にゲームが始められるのは、多くのユーザーにとって嬉しい選択肢になってくれるでしょう。