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【マラソン本番】エネルギーせず完走を目指す!必須サプリメントとは?

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|一日の消費カロリー分をマラソンでは燃焼

 いよいよ明日は、東京マラソン。42.195kmを完走するには筋肉だけでなくエネルギーの消費が激しい、日常生活では2000~2600カロリー消費すると言われますが、フルマラソンだけで見ると1km走ると概ね自分の体重分のエネルギーが消費と言われます。従って女性なら体重50kg=2100カロリー、男性65kg=2730カロリーが失われる計算になります。従ってフルマラソン時には一日分のエネルギー補給が必要となります。

|走ると1時間で800cc近く水分が失われる

 体型や運動強度に寄りますが、概ね1時間で800cc失われると言われます。しかし、水分補給は1時間に500cc程度しか吸収出来ないと言われ、脱水症状になるリスクが高く、更に汗と共にナトリウムなどのミネラルが消失されます。特にマラソンは運動強度が高くなりがちなので、走る前・マラソン中の水分補給とミネラルの補給及びエネルギー補給は完走への必須項目に上げられます。

|サプリメントの活用

 マラソンを走りながらエネルギーを補給するにはサプリメントの活用が必須になります。糖質系のサプリメント(ジェル)はコンビニなどでも販売されていますが、走る際にはサイズが大きく、スポーツ用のコンパクトサイズのジェルがお勧めです。そして水分補給は給水所が設けられていますが、ミネラルの喪失も多く、それらを補うサプリメントが必要になります。

|大規模マラソンにはサプリメントブースが!

 東京マラソンなどはマラソン数日前からEXPOが開催され、各サプリメントメーカーが出展しています。それぞれの特徴があり担当者もいるので相談しながら購入出来るので、マラソン時に荷物にならない程度量や摂取するタイミングを相談しましょう。ちなみに牧野お勧めの摂取タイミングは下記の通りです。

・スタート30~60分前まで;ジェル及びアミノ酸系サプリメント
・ミネラル系のサプリ(タブレット型)を給水所毎に
・マラソンスタート後、最初の給水所もしくは30分後にアミノ酸系サプリメント
・スタート60分後にジェル
・それらを交互に摂取
・完走後はアミノ酸もしくはプロティン

完走する予定時間や持参できる量にもよりますが、ウエアのポケットやウエストポーチなどを活用して下さい。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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